尾崎豊 ひとりごと 2007年04月13日 先日、地元の友達の結婚式に参加してきました。二次会から三次会のカラオケへと流れ込み、ほろ酔い気分であまりにベタではありますが、尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」を熱唱する有り様。ですが酔っ払っていたこともあってか、曲の素晴らしさに感動してしまいました。高校の頃初めて友達に教えてもらい聞いた時の衝撃が戻ってきた感じです。最近は、バイクでの帰り途中は尾崎を一人風を切りながら熱唱する日々が続いております。個人的には、彼の作品の中で一番好きな曲は、あまり知られていないですが、「Forget-me-not」です!これはホント名曲です! by koji PR
通過儀礼的愛 ひとりごと 2007年04月09日 誰かをはじめて好きになるというめくるめく感覚純粋でまっすぐな気持ちを書き綴った前半に対し純粋でも初々しくもないけどより現実に即したものの見方で恋愛ができる大人へと成長していく姿を描いた後半の2部構成からなる若者たちの物語。若さゆえの理想主義的恋愛感は時に「絶対」という言葉を安易に使いたがる。しかしある段階を経ると【過去】も【未来】も「絶対」といえるものなどなく確かなモノは【今】だけだという客観的な視座を得る。そのような段階に至らしめる恋愛をイニシエーション(通過儀礼)という言葉で表現している。つまり前半部分がそのイニシエーションで後半部分でもう一段階進んだ恋愛模様を描いている。・・・・・と思って読んでいると最後の最後でとんでもない結末が待っているという衝撃的な物語。『イニシエーション・ラブ』乾くるみ著matsu
「桜」について ひとりごと 2007年04月03日 同じ写真使ってすいません。「桜」について一言。日本で「桜」といえば、花の中でもちょっと特殊な存在になっていますが、これは多分、関東近辺で桜の咲く時期と、卒業や入学・入社などの生活環境の大きな変化が訪れる時期とがラップするところからくる、いわば、「人の心情を表す比喩」のようなものだからだと思います。ちなみに僕の地元の北海道で桜が咲くのは5月の初め、ゴールデンウィーク前後。5月といえば変化の時期を通り越して、安定し始める時期です。だから「桜」に対する感情的なイメージはまったく無いです。「花見で酒を飲むための口実」程度の存在です。春になると曲名や歌詞の中に「桜」の入った曲をよく耳にしますが、悲しそうな歌声で「酒を飲むための口実」を連呼されても何も感じません。「桜」に限らず、誰にでも分かるようなイメージを羅列することは誰にでもできること。全くもってクリエイティブではないです。その逆に、誰にもわからないようなイメージを羅列しても誰も分からない。シュールなだけ。これらを相互に交換可能な状態にすることが「クリエイター」や「アーティスト」の生業ではないでしょうか。まあ、「歌手」の人には関係のない話ですが・・・。by tamura
この曲を本気で聴いた者は、悪人になれない。 ひとりごと 2007年04月02日 当時の東独は10万人のシュタージ(国家保安省)と20万人の密告者によって独裁政治を保っていたといわれている。監視官のヴィースラーは劇作家・ドライマンの盗聴を命じられるがそこで聞いたピアノソナタがあまりにも美しい音色だったために任務の完遂に支障をきたすようになる。ゲシュタポにも比較される強大な監視システムによる理不尽な支配・被支配の歪んだ構造。壁崩壊後17年経った今タブー視されていたテーマにメスを入れ恐怖政治内部の腐敗と愚劣な為政者たちによって翻弄される芸術家達の苦悩を語り始める。ドライマンはやがてドイツ全土にその実情を知らしめるべく西独の出版社への記事の投稿を画策する。ヴィースラーは疑いの目が向けられるドライマンを擁護するのか。それとも告発するのか。今この事実が語られることの意味とは。『善き人のためのソナタ』matsu
東京タワー ひとりごと 2007年03月31日 東京タワー、「オカンと僕と時々オトン」。リリーフランキー著書の、いわずと知れた大ベストセラー。今年に入って、テレビドラマや映画やらと、未だ話題に尽きないですが、原作を読んでいない人は、是非一度読んでいただきたいです。!ドラマや映画では、ヒロインが出てきたりと、少し浮いた話になっているみたいですが、原作では、親と子のつつまじい関係が実に見事に描かれています。ドラマ、映画の前には、まず原作を!by koji
Cubic Deja vu ひとりごと 2007年03月26日 つい先日のこと。友人と飲んだ帰りに映画館でナイトショーを見た。『デジャヴ』って映画でエリア内であれば地上地下を問わずどんな角度からでも自由自在に映像を映し出すことができる衛星地上監視システムを使ってある事件を追うというのが冒頭のストーリーでちなみにデジャヴとは「一度も経験したことのないことがいつかどこかですでに経験したことであるかのように感じられること」(三省堂・大辞林)だけど映画の内容とはあまり関係が無いらしい。なぜ観たはずの映画を「らしい」とか「冒頭のストーリー」しか書かないのかというと酔っていたために途中で寝てしまったからだ。何とか話の前後を頭の中で補完しようとしてももはや埋められるような空白ではなくなっていた。だから近いうちにもう一度観に行こうと思ってるけどそのシーンが朦朧とした意識の中ですでに見た映像なのか自分で補完しようとして創造した画なのかの判断もつかなくなってるから『デジャヴ』を観ながらデジャヴを実体験できるかもしれない。こういう状況って過去にもあったような気がする。ということは『デジャヴ』を観ながらデジャヴを体験するっていうデジャヴを今体験しているわけだ。matsu
MC RYU ひとりごと 2007年03月24日 オススメラジオ番組J-waveで毎週金曜の深夜10時から翌3時まで「REALITY BITES」 という番組がやっています。ナビゲーターは、MC RYU!とにかく熱い人、そして熱い番組です!かかる曲は、R&Bがメインですが、時代やジャンルに関係なくいい曲をふんだんに流しています。まるでライブ会場にでもいるかのように、完全にフリースタイルで番組は進行し、RYUさんの流暢な英語がリズムよく日本語と絡みあい、軽快な笑い声を聞くだけで、一週間の疲れも吹っ飛びます。by koji