建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

新宿NSビル

先日仕事で新宿NSビルへ行ってきました。

建築士の問題で賃貸オフィスビルの構造と

採算性を問う問題がございますが、

圧倒的にレンダブル比を無視した

超高層ビルでありました。

床面をできるだけ広く獲得したい欲求を抑え、

コアをヴォイド(吹抜き)にする勇気あるビルのため、

他のビルではお目にかかれない光景が

広がっておりました。

少々の近未来間を感じさせてくれるこのビルは

ヴォイド(吹抜き)を介してオフィスワーカーを

垣間見ることができ、

新宿で働くということを体現できる素晴らしいビルでした。



yamamoto

川口市めぐりの森

今月号(2018年7月号)の新建築の表紙にもなった、
伊藤豊雄さんの作品がある「川口市めぐりの森」に行ってきました。



残念ながら中を見ることはできませんでしたが、
近くの歩道橋の上から建物を見ることができ、
伊藤豊雄さん特有の自由曲面の屋根を
堪能することができました。



機会があれば、今度は内部も見学したいものです。

kaisei

中銀カプセルタワービル

新橋付近を歩いていると
インパクトある建物が目に飛び込んできました。



中銀カプセルタワービルと言い
黒川紀章が設計した世界初のカプセル型の集合住宅です。

当時の建築業界で流行していたメタボリズムという
思想にのっとり各カプセルを取り換えられる仕様なのですが、
実際には取り替えられたことはないみたいですね。。
築50年近いですが、まだ現役で居住者がいることにも驚きです。

周辺が電通本社ビルなどガラス張りの超高層が立ち並ぶ中、
昭和の雰囲気を感じさせる佇まいにノスタルジーを感じます。

民泊や海外渡航者の宿泊先などが取り上げられているので
東京オリンピックを機に初のカプセル取り換えに
踏み切ってみては?と感じました。


mogi

ホテリ・アアルト

お休みを頂いて福島県磐梯山の麓にある
ホテリ・アアルトに宿泊してきました。

国立公園の一角にあるこのホテルは
建築家・益子義弘さんによる改修設計です。
敷地内には新緑豊かで透明度の高い沼が2つもあります。




多くの住宅を手掛けられている方のため
とてもとても居心地がよく、
周囲の大自然と相まってとても穏やかで
ゆったりとした時間が流れています。

ホール・客室・大浴場・食堂のどの部屋も
決して広くはありませんが
スケール感覚が抜群で狭くも広くもない
ちょうど良い心地良さがありました。

こんな優しい建築が創れる
人間になってみたいととても勉強になりました。

ホテルのサービスも非常に行き届いており
人生で始めてリピートしてみたいホテルとなりました◎


mogi

魅惑の栃木 (2)


先週に続いてゴールデンウィークに

訪れた栃木の話です。

そもそも栃木には

那珂川町馬頭広重美術館を見に行ったのでした。




設計は隈研吾さん。例え設計者を知らなくとも

隈さんの建築であることは一目瞭然。

現地の素材を使うこと、ヴォリュームを抑えることに

徹底されており、敷地にピタッとはまるかのような

佇まいでした。注目された新国立競技場のコンペで

隈さんが勝利を納めた理由がわかったような気がします。

帰りに出身大学の教授が設計した道の駅をちらっと見て

帰路につきました。



yamamoto

江之浦測候所

最近、最も気になっていた建物である
江之浦測候所」へ行ってきました。

写真家・アーティスト・建築家
様々な顔を持つ杉本博司さんが主宰の
新素材研究所の設計です。




杉本さんのこれまでの活動・理念のすべてが
ギュギュギュっと凝縮されたような場所で
久しぶりに心躍る体験をしてきました。

測候所という名の通り、美術館でも公園でもなく
風土・自然・四季を観測するような場所でした。

年輪を重ねたような各素材の厚み感と
反するようなシャープな建築物が
絶妙なバランスで成り立っています。

冬至・春秋分・夏至の軸線から形態がなりたっているため
冬以外の季節に何度も訪れたくなる場所でした◎


mogi

そうだ 庭園 行こう

先日、知り合いの外構業者の方から

嵐山の紅葉が晩秋の日差しに照らされ、

綺麗に色付いた写真が届いたのです。

その写真を見て、謎の対抗心が燃え上がったので、

猪股庭園(猪股邸)へ行ってきました。

設計は近代数寄屋建築家、吉田五十八。






ディテールはさることながら、開口から見える庭園(緑)が非常にパースが利いていて、

ずっと居座ることができる庭園でした。

家で季節の移ろいを感じる

乙なものです。

yamamoto

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