建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

この闇と光

久々に本の紹介です。
服部まゆみさんの『この闇と光』。

盲目の王女レイヤは、王都の暴動のため、
幼いころから、父(国王)と軟禁状態の暮らしを続けます。

物語や音楽、文字などを通じて、
世界の美しさや不条理を学んでゆきますが、
ある日、目の手術を受け、初めて見た真実の世界は…



中盤に大きなどんでん返し(展開)がありますが、
途中から読者は違和感を覚えるはずです。

ただし、どこまでが真実でどこからが虚構なのか、
全てを予見するのは難しいかもしれません。

kaisei

新居祝い

所長の甲村から新居祝いを頂きました。
内容はなんと庭に設置する大きなベンチ!

完成した内装を見てもらった際、
庭にベンチを置くと内外の連続性が高まり
もっと良くなるとアドバイスを頂きました。

早速材料を支給してもらい、
私自身で組み立ててみました。



工事としては掘削し、砕石を敷き詰め転圧。
基礎となるコンクリートブロックを積み上げ、
天板を固定する木材土台を設置するという、
木造住宅を作るかのような工程です。

無事4mの長さがある迫力あるベンチが出来上がりました。
建築家らしいプレゼント頂きありがとうございました◎


mogi

豆盆

現地調査先のすぐ近くに「品品」という
盆栽屋さんがあったことを思い出し
久々に足を運んでみました。

波平さんが育てているような
いわゆる盆栽ではなく
現代の生活に則した和モダンな
盆栽を提案されているお店です。



一目ぼれしたのは直径5cm程度の鉢に
モミジと苔を植え付けた小さな小さな盆栽。
水墨画のように繊細な枝と葉が綺麗です。

土の量が少なく水を保持できないため
朝晩2回の水やりが必要とのことですが
枯らさないよう水やりを頑張りたいと思います◎


mogi

人と物

大学時代の先生の先生である
工業デザイナー秋岡芳夫さんの言葉を集めた本が
MUJI BOOKSから発売されていたので
これは!と思い、取り寄せました。



すでに故人の方ですが
消費社会に警笛を鳴らし
「消費者から愛用者へ」との思いで
活動を続けられてきました。

正直、先生の意とは反し、
現代は更なる消費社会の道を歩み続け、
私自身もつい不要なものにも手を出しがちです。

今一度ていねいな暮らしをする
きっかけとして大切に読みたいと思います◎


mogi

ROUTE BOOKS

上野にある「ROUTE BOOKS」という本屋さんに行ってきました。

建物から植物があふれ出したようなファサードは、
大通りから一つ入った街並みの中ではひと際目立ちます。



ここでは、店内の本はもちろんのこと、
植物や家具まで購入することができます。

緑に囲まれながら、多ジャンルの本を物色する楽しみ。
ついつい時間がたつのを忘れてしまいます。

kaisei

仕事。

本の紹介です。
川村元気さんの『仕事。』



映画プロデューサーである川村さんが、
様々な人生の先輩たちに、
「仕事とは何か、どのようなスタンスで取り組んでいたか」
といったことを聞き出す、過去の対談をまとめた一冊です。

対談相手の面子がとにかく豪華!
山田洋二、杉本博司、宮崎駿、
篠山紀信、坂本龍一、谷川俊太郎‥‥

十人十色、仕事に対する様々な見解、思い出が語られますが、
どの方の対談を見ても、
フランクな喋り(文面)から、その懐の深さが窺えます。

kaisei

カタストロフと美術のちから展

森美術館で開催中の、
カタストロフと美術のちから展』に行ってきました。



本展覧会では、世界各地で起こる大惨事に対し、
アートや芸術家というフィルターを通し、
それらを映し出す、伝える、または復興につなげるような
試みの数々が展示されています。

中でも印象的だったのは、3.11を表現したこちらの作品。



壁一面に広がる黒のドットを近くで見ると、
それが防護服を纏った原発作業員の肖像画であることに気づきます。
それぞれの肖像画からは秒針の音が微かに聞こえ、
その暗示された内容にドキッとさせられます。

テレビや新聞とは異なる情報の届け方。
内容が内容だけに、ボリューム満点の展覧会でした。
興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

kaisei

pagetop