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建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

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無題

登場人物の感情や苦悩、葛藤
もしくは、その置かれた状況を
疑似体験できることが
映画の魅力の一つかもしれない。

それは巧みなカメラワークや
リアルな音響設計などの
視聴覚的効果によって
可能になるわけだけど
映像表現ではどうしても
伝えられないものの一つに
「におい」がある。

その映像表現のタブーに挑戦し
作品として成り立たせしめたのは
ベン・ウィショーの高い演技力と
トム・ティクヴァ監督のディテールに拘った
演出力に他ならない。

究極の香水を追い求める
驚異的な嗅覚を持つ天才調香師の
愛と悲しみの物語。


『パフューム ~ある人殺しの物語~』


matsu
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秦基博




ラジオから流れる曲に、久々に感動を覚えた。

歌っていたのは、秦基博(はた もとひろ)。

山崎まさよしやスガシカオらの所属するオフィスオーガスタから
去年デビューした、新人のシンガーソングライターです。

そのハスキーでありながら、伸びやかな、唯一無二なその歌声は、
聞いたその瞬間から、強烈なインパクトを僕に残した。

今回出たミニアルバムのタイトル曲にもなっている「僕らをつなぐもの」は、
今年を代表する一曲になってもおかしくない、まぎれもない名曲です。

by koji

帰り道の空へダイブ。



最近読んだ建築系の本に、「先行デザインとは―不可視の領域へのダイブ」と書いてありました。
意味は、見慣れた風景も見方を変えると良く見えたりして、それを気付かせることもデザインなのだ、みたいな感じです。
で昨日の帰り、これか!ってのがありました。

バイクってのは、運転してるときはほとんど下見てるんですよね。もちろん前も見ますけど、石とか踏んだらアウトですから。

でも昨日はちょっとだけ上のほう見て運転してみたんですよ。角度にして15度くらい。そしたら、

ドバーーー!って雲やらビルの明かりやらが目に入ってきて、その中を
ドシューーー!ってバイクで疾走していく感じが、なんかすっごい開放感があってドラマちっくだったんですよね。伝わりにくいと思いますけど。

ちょっと感動しちゃいました。ただの事務所帰りなのに。
たった15度でいつもの帰り道が見違えてみえたわけです。
あー、こーゆうこと?とか思いました。

こんな感じで、今いる場所が少しでも楽しくなるような「気づき」、探して行けるといいですよね。

でもバイクで上見て走るのは超危険ですので、良い子はやめましょー。
by soma

大きく出る

絵画、彫刻、演劇、舞踏、映画
音楽、写真、言論、文学・・・等々

人は何かを表現しようとするとき
数ある表現手法の中から
自分の得意とするもの
もしくは適切と思われるものを
選んで表現する。

その中に「建築」も含めて
考える人もいるかもしれない。

しかし
これ以外にも日本固有の
しかも世界に誇れる文化として根付いた
すばらしい表現手法がある。

手塚治虫によって確立されたその手法は
いまや世界各国で認められていて
単に子供の娯楽と勘ぐっていては
その意識はかなり国際感覚と
掛け離れているものと言わざるを得ず
今一度自国の文化について
見つめなおしてみる必要があるかもしれない。

・・・・・・・・・。

これだけ大風呂敷を広げたからには
それなりの作品を紹介しなければならないという
プレッシャーを自らかけたわけだけど
その点に関しては十分な自信がある。

日常に起こる些細な出来事や
心の葛藤を丁寧な絵でユーモラスに描く。
作者は漫画家でもあるが
優れたストーリーテラーだと思う。

読後は
心の中にあった色んなモヤモヤを
引きずり出され晒されたような羞恥心と
それでいて同時に
そのモヤモヤによって見えなくなっていた
大事なものに気付かされるというカタルシスに至る。

そして小さな感動。



『素晴らしい世界』
浅野いにお

matsu

フラワーアーティスト 東信



フラワーアーティスト、東信。
彼は花屋でありながら、花を店内に置かない花屋。
「花」本来の美しさを追求し、一点一点全てオーダーメイドのスタイルをとっています。
上の写真のように、今までの花屋や生花のイメージとは逸脱した、とても独自性の強い作品を制作しています。

彼の事をはじめて知ったのは、1年程前にトップランナーという番組で特集されていたのがきっかけでした。
そもそも、ロックを夢見て上京してきたそうですが、縁あって花の世界に転向したそうです。
ロックから花屋へ、かなり違う世界に思えますが、既存の理念にとらわれず、常に自由に表現を追及している点に共感を覚えます。

by koji


15369



「15369」で「イチゴミルク」。
ちょっと懐かしい味です。

パッケージのデザインはグラフィックデザイナーの佐藤卓という人。
ロッテ・キシリトールガムや明治・おいしい牛乳などの
パッケージデザインをした人です。

それにしてもすごいパッケージ。
当て字の「15369」と書いてあるだけで、
きちんとした商品名がでていないですから。

不要なものをそぎ落とすだけに止まらず、
一般的に必要だと思われているもの(=商品名)まで
そぎ落としてしまうセンス。僕にちょっとだけ分けてください。

by tamura






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