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建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

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早朝の宿探し

チェンマイから夜行のVIPバスに乗り
早朝4時にバンコクに到着。
ゲストハウスを探していると
またまた現地の人に声をかけられた。

バスであまり眠れず相手にするのが億劫だったので
適当に往なしていたのだが勝手について来る。
日本ではどんな仕事をしてるのかとか
彼女はいるのかとか色々質問をしてくるのだが
やがて彼氏はいるのかと不可解な質問を投げかけられた。
いるワケねぇだろと普通に答えておいたが
一体こいつは何者なのかが気になり出した。
そもそもこんな時間に何をしているのだろうか。
終いには君はハンサムだと言って言い寄ってくる。

やがて目的のゲストハウスに着くも
早朝なので受付に人はいない。
どうしたもんかと考え倦ねていると
その謎の現地人が受付を叩き起こし
空き部屋の状況を確認してくれた。

しかし空き部屋はなく
その後いくつかのゲストハウスを
一緒に回ってくれた。

やっと空きのあるゲストハウスを見つけ
支払いを済ませて部屋に行くと
そいつがベッドで横になって笑顔を向けて来る。

これでこいつの目的がナンパである事が明らかになった。
因みにこいつはレディボーイ(オカマちゃん)である。
こちらも笑顔で追い出したのだが
チップを要求された。
まぁ部屋を探してくれたのでチップくらいはいいだろう。

去り際に起床時間を聞かれデートに誘われた。
12時と答えておいたが翌日
それよりも早くゲストハウスを後にしたのは
言うまでもない。

どうやら僕はオカマにモテるらしい。


matsu
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友達はチャンピオン

<前回の続き>

『知らないおじさんについて行っちゃいけません』

誰もが子供の頃に言われていた言いつけを破って
知らないおじさんについて行った僕。

おじさんの車に乗ってチェンマイ旧市街からひたすら東へ。
高価な宝石を無理やり買わされるかもしれない不安を感じつつ
道中、僕ははおじさんといろんな話をした。

シンと名乗ったそのおじさんは無類の下ネタ好きで
最初は引いていた僕だけど、話しているうちに
だんだん打ち解けていった。

シンは20年前はムエタイのバンコクチャンピオンで
リングの上では誰も懐に入らせなかったかもしれないが
リングを降りればお互い一人の人間同士。
シンの懐に入るのにそんなに時間はかからなかった。

やがて目的地に到着。
そこは世界各国の工場が集まる地域で
宝石・アパレル・工芸品・家具等々
有名ブランド・メーカーの工場がずらりと並んでいて
問屋を介さない分、いろんなものが安く買える。

多分シンは旅行者をこの地域に連れてきて
買った分の数%をキックバックしてもらうという
小遣い稼ぎをしているんだと思う。
(その証拠にシンは多分何も買っていなかった)

だけどシンは僕には買い物の強要はしなかった。
そればかりか店にいる間中、車のキーを僕に預けて
下心がないことを証明してくれた。

両親へのお土産を買った後
シンの子供をピックアップする為に
一緒にシンの家に行った。
おもむろに車のトランクをあけると・・・





なんとチャンピオンベルト!!
どうやらバンコクチャンピオンというのは
本当らしい。
その拳があればいくらでも僕に高価な買い物を
強要することができただろうに。

さらに話を聞くと
武田幸三がタイへ武者修行に来ているときに
トレーナーをしていたのがシンだったらしい。
そのときに武田が泊まっていたゲストハウスも
僕と一緒だったんだって。
なんという偶然。

ガイドブックに載っている通りに
いろんなものに警戒していたら
バンコクチャンピオンと買い物するなんていう経験は
できなかったと思う。
こういう、人との出会いが旅行の醍醐味だと
改めて気付かされたチェンマイの旅でした。



matsu

歌舞伎

先日、歌舞伎を初体験てきました。



会場の赤提灯に、オレンジと緑の幕。
とても華やかなか雰囲気です。

やはり、本物は迫力があります。
なんとなくのストーリーの把握でしたが、
その演技や、雰囲気でとても満足です。

激しい動きと微動だにしない静止した姿勢、
背景の単調な絵と役者の華やかな衣装と化粧
といった対比が素晴らしく、
ワンカットワンカットのバランスのとれたポーズ、
三味線と太鼓と掛け声のような響きある声など
独特の魅力がたくさんあります。

日本人で日本にいるのに、
なぜか異世界にいるような不思議な感じです。
江戸時代の大衆娯楽。
庶民のレベルの高さを感じます。

ちなみに、
イヤホンガイドと双眼鏡は必須アイテムなようです。

あと1ヶ月半ぐらいで、建て替え工事が始まります。
古くさい建物でしたが、味がある雰囲気
味わうなら今のうちです。

shimada




2度あることは3度ある。

土曜日
久しぶりに東京に飲みに行きました。

集まった奴らの仕事の状況や最近の趣味など
たわいも無い話で盛り上がっていました。

そして二件目、
一人帰り、次に行った居酒屋で
なんとも楽しい出会いがありました。

仲間内で盛り上がっていると、
急に声を掛けられました。

僕が飲んでいたお酒を
「黒糖の味がする」
といったのをきっかけに、
声を掛けられました。

二人組みのカップルだったんですが、
二人とも沖縄出身で
東京のど真ん中で沖縄の名産が会話に出てきたことに
我慢できなくなったみたいです。

もともと人見知りをあまりしない僕らは、
多少のお酒も入っていたこともあり、
すぐ仲良くなって、わいわいと盛り上がっていました。

終電も近づき、二人の沖縄人とも別れ、店を出ると、
友人の一人が、高校時代の同級生を見つけたらしく、
またそこでひと盛り上がりしてしまいました。

結果、数人が終電を逃すことになるんですが・・・

結局一人の友人の家に向かおうということで、
電車に乗りました。

そして、その電車を待つ最中に、
「今の建築界には○○なことが必要なんですよ」
というう聞き逃すことが出来ない会話が聞こえてきました。

そこで、こちらも負けじと建築の話をしだすと相手も
気づいたようで、更に熱い議論を繰り広げていました。

そこでは勇気が振り絞れず
仲良くなることが出来ませんでした。

そして目的地について、ひたすら歩いてると
後ろから一人の青年が、
「どこまで行かれるんですか」
と声を掛けてきました。

どうやら終電を乗り過ごし、
これから1時間以上歩いて目的地を目指しているらしく、
僕らに目的地までタクシーを相乗りしないかと
提案してきました。

さすがにあと3分も歩けば、目的地に着きそうだったので、
それをOKすることは出来ませんでしたが、

がんばってくださいと一声掛けて
お別れしました。

たった一日で、しかも数時間の間で、偶然の出会いが
これだけ重なると、どうやら題名のことわざも
あながちうそじゃないみたいです。

どれも楽しい思い出となりました。
またこんな日があったらいいなと思える一日でした。

yama









どーなるよ??

『向こうから話しかけてくる人は詐欺師だと思え』

日本人向けのガイドブックには
大抵このようなことが書いてある。

例えば
タクシーで知らないところへ連れて行かれて
カツアゲにあうとか
宝石店に連れて行かれて高価な宝石を買わされるとか
安く女の子を紹介するといわれてボッタクられたりだとか。
タイの友達が言っていたが
悪い人はホントにいっぱいいるらしい。

チェンマイで寺院巡りをしている最中
道端で声を掛けられた。
いつもなら無視して通り過ぎるところだけど
なぜか足を止めてしまった。

この先に安く宝石が買える店があって
今から奥さんに宝石を買いに行くんだけど
一緒に行かないか、と誘われた。

来たかっ!!と思った。
ガイドブックにある通りではないか。
実は自分の買い物に付き合わないかというのは
ただの口実で
最初から僕に高価な宝石を買わせるのが目的なのではないか。
普通なら無視して立ち去る場面だが
僕は面白がって少し話を聞いてみることにした。

話を聞いていると
以前2年ほど日本に住んでいたことがあるらしく
何をしていたのかと聞くとボクシングのトレーナーだと言う。
彼は20年前、バンコクのムエタイチャンピオンだったらしい。
話しかけてくる人は大概
前に日本に住んでたとか行ったことがあるとかって言って
こちらを安心させて油断させようとする。
これは詐欺師の常套手段だ。
ボクが中国人なら中国に住んでたと
言っていたかもしれない。

いよいよ怪しくなってきた。

悪い人を嗅ぎ分けることができる嗅覚を持ち合わせているボクは
これまで一度もトラブルに巻き込まれたことはないけど
それでもまだ判断しかねていた。

疑いの眼差しを向ける僕に
その人は財布からあるものを取り出し見せてくれた。
それは日本ボクシング協会会長の名刺だった。

これを信じてよいものかどうかしばらく思案していたが
結局どうしたのかといえば一緒に行くことにしたのだった。

行くと決めたにもかかわらず
まだ少し自分の判断に迷っていたが
相手の車の助手席に乗り込む。

さてさて
どーなるよ 俺??


<続く>


matsu

ゴールデンエイジ



「ゴールデンエイジ」
日本サッカー界において、
99年ワールドユースで準優勝を飾り、
初めて世界に日本サッカーが通用することを証明した世代。

小野、稲本、高原、遠藤、中田、本山、小笠原、加地・・・
後にA代表の中心選手となる人材を数多く輩出している。

そんな彼らも、現時点で30才。
サッカー選手として、ベテランの域に達し、
実質的に、今回のワールドカップが最後の出場チャンスになる可能性は高い。

彼らの躍進と、中村俊輔の復帰もあって
今年のJリーグの動向には注目です。

by koji

方言

チェンマイ最終日はバイクを借りて寺院巡り。




『ワット・スアン・ドーク』




『ワット・チェット・ヨット』


ワット・チェット・ヨットでは
課外授業に来ていた中学生達と一緒に
説法を聞いたりしてました。



チェンマイで使われているタイ語は
バンコクで使われているタイ語とまったく違うらしく
関西弁と秋田弁くらい違うそう。
もちろん僕にはタイ語なんてわからないので
関係のない話ですが。


matsu

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