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建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

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渋滞の大半はエゴでできている。

片側一車線、信号のない交差点。
対向車が右折しようとしていて
後ろに小さな渋滞を作っている。

世知辛い世の中ですから
その対抗車に道を譲ろうという者はなく
自分もそれに習って進む。

次の角を
今度は自分が右折しようとするが曲がれない。
実はさっきの対向車が作った渋滞が
交差点の入り口を塞いでいる。

結局は自分の後ろにも渋滞ができ
その列がさっきの対向車のトコまでつながり
車の流れが途切れ対向車が右折。

渋滞が解消されたことでやっと自分も右折。

他に働いた不親切の波は
いつか必ず自分に帰ってくる。
親切もまた然り。

長距離ドライバーが
よく道を譲ってくれるのは
運転のプロとしてその辺のことを
よく理解しているからなのかもしれない。

自分が早く着きたかったら
まず道を譲ること。

頭ではわかってはいても
・・・なかなかねぇ。


matsu
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デザインの変化

今週、調べごとがあり
住宅特集という住宅建築の専門誌を
事務所にあった過去15年分閲覧しました。

たった15年という期間は長いのか
そのデザインに大きな変化があったように
見受けられます。

時代がさかのぼるにつれ
構造体を力強く表したデザインであったり、
平面や立面自体を曲線にしたり三角にしたりと
とても主張が強いデザインが主流にみえました。

(写真は秋田市立体育館です。)

それに比べ、ここ数年は
透明感や白い空間。緩やかでやさしい
といった印象でしょうか。
強い形をしたデザインはほとんど
見られなくなりました。

(写真は金沢21世紀美術館です。)

※写真は公共建築を乗せさせていただきました。

社会の経済状況や流行があるのでしょうか。

時代の流れに沿い、
男性的なデザインから
女性的なデザインといった
変化の印象をうけます。

そんなおり、 yahooでこんな記事を見かけました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090217-00000010-yom-soci

「草食系男子急増!」
という記事です。
オオカミのような男性的部分がなくなり、
女性的とまでは行かないまでも
どこか緩やかで、やさしい印象。
といった男性が最近、増えているとのこと。

デザインも社会の状況もなにかリンクしているのか、
していないのか、
気になってしかたありません。

shimada

CAD世代

フリーハンドで3cm角の四角を描いてみました。
(1/100のスケールで9㎡→約6帖弱)
なんとか、描けたようです。


ひとつ前までの世代は手書きで図面を
描いていたので、
フリーハンドでも簡単に描けることでしょう。

自分は大学の課題こそ、手書きでしたが、
大学院では当然のごとくCADでした。
(今は、大学の課題でもCADが多いようです。)




自分たちの設計業務では99%の人がCAD
を使用し、つまりマウスを使って図面を描きます。
が、しかし、
ちょっとしたプランなどを考えるときは
直接、CADではなく、白い紙に
フリーハンドで描くことが多いです。

およその空間の大きさを検討するには、
やはり、フリーハンドで寸法を押さえることが
とても重要です。

フリーハンドで、寸法を押えること。
CADに頼ることで失われた感覚です。

shimada

人間でごめんなさい

少しそんな気分になる映画です。

たしか1年半ほど前に
ここのブログでも紹介した映画。

経験上、アニメを紹介すると
なかなか観てくれる人が少ないんだけど
観た人にはもれなく好評なんです。

1年半推し続けてきたところ
先日やっと鑑賞してくれたkojiさんが
とてもよかったと感想を述べてくれました。

人間のエゴと大衆心理が生み出す
見えない暴力。
対象となるのは常に弱者。
他人の気持ちを思いやる想像力の欠如は
現代社会が生み出す弊害か。


『河童のクゥと夏休み』


matsu


お洒落



スペインのビルバオというところにある
カラトバの橋です。
お洒落ですね。
日本にもこういう気持ちよさそうな
橋があったら渡りたいもんです。

yama

「のせてくれよ」
学生時代の先輩ISHIさんに
ブログにのせてといわれました。

先日たまたまあったんですが、
まったく変わりなくめちゃめちゃがんばってるようでした。
ただ一つ変わったことがあるとすれば
ちょっとおしゃれになっていました。
余談です。



都市のなかの数多い規定に悩まされます。

ここ数日、
とある敷地で、どの程度の建物が
建つのかを検討しています。

その前提として、その敷地に関連する
全ての規定を調べなくてはいけません。

いくつかある中で、
重要なものと考えられるのは
窓先空地と高度斜線制限。

窓先空地とは
各住戸の前に設ける余白のことで、
緊急時の避難などのためにもうけます。

高度斜線制限とは
北側の隣地への環境を保つために
計画する建物の高さについて
北の方向について制限
(写真の赤線です)
をかける規定です。



他にも区の条例では
共同住宅や大きな店舗
などには様々な規定がかかってきます。

実は以前仕事をしていた長野では当然
ありませんでした。
たまに耳にしてはいました。
設計者を悩ます規定です。

人が多く集まる大都市では
その街の秩序を保つことは容易ではありません。

また、そのために決められた規定の数も
半端ではないですね。

一つ一つ慎重に規定を読み取り、
検討を重ね、オチの無いように、
どこまで、最大限の計画ができるのか。
パズルのような作業です。

デザインはその先です。

shimada

古今東西

【セレブが集めてそうなもの】

A:香水
B:ジュエリー
C:ベルマーク


【セレブだと思う有名人】

A:キーラ・ナイトレイ
B:アンジェリーナ・ジョリー
C:お蝶婦人
A:キャメロン・ディアス
B:パリス・ヒルトン
C:スネ夫のママ


【セレブな姉妹】

C:叶姉妹
A:ヒルトン姉妹
B:オルセン姉妹
C:工藤兄弟


3人の中に
一人だけおかしな人がいますね。

先日深夜、テレビをつけたら
こんなくだらないやり取りを延々としてる
脱力系ガーリーコメディドラマが
やってました。

かつての『やっぱり猫が好き』のような
やり取りが秀逸でした。

今では
観るのが少し楽しみになっています。


matsu

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