渋滞の大半はエゴでできている。 ひとりごと 2009年02月21日 片側一車線、信号のない交差点。対向車が右折しようとしていて後ろに小さな渋滞を作っている。世知辛い世の中ですからその対抗車に道を譲ろうという者はなく自分もそれに習って進む。次の角を今度は自分が右折しようとするが曲がれない。実はさっきの対向車が作った渋滞が交差点の入り口を塞いでいる。結局は自分の後ろにも渋滞ができその列がさっきの対向車のトコまでつながり車の流れが途切れ対向車が右折。渋滞が解消されたことでやっと自分も右折。他に働いた不親切の波はいつか必ず自分に帰ってくる。親切もまた然り。長距離ドライバーがよく道を譲ってくれるのは運転のプロとしてその辺のことをよく理解しているからなのかもしれない。自分が早く着きたかったらまず道を譲ること。頭ではわかってはいても・・・なかなかねぇ。matsu PR
デザインの変化 ひとりごと 2009年02月20日 今週、調べごとがあり住宅特集という住宅建築の専門誌を事務所にあった過去15年分閲覧しました。たった15年という期間は長いのかそのデザインに大きな変化があったように見受けられます。時代がさかのぼるにつれ構造体を力強く表したデザインであったり、平面や立面自体を曲線にしたり三角にしたりととても主張が強いデザインが主流にみえました。(写真は秋田市立体育館です。)それに比べ、ここ数年は透明感や白い空間。緩やかでやさしいといった印象でしょうか。強い形をしたデザインはほとんど見られなくなりました。(写真は金沢21世紀美術館です。)※写真は公共建築を乗せさせていただきました。社会の経済状況や流行があるのでしょうか。時代の流れに沿い、男性的なデザインから女性的なデザインといった変化の印象をうけます。そんなおり、 yahooでこんな記事を見かけました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090217-00000010-yom-soci「草食系男子急増!」という記事です。オオカミのような男性的部分がなくなり、女性的とまでは行かないまでもどこか緩やかで、やさしい印象。といった男性が最近、増えているとのこと。デザインも社会の状況もなにかリンクしているのか、していないのか、気になってしかたありません。shimada
CAD世代 ひとりごと 2009年02月13日 フリーハンドで3cm角の四角を描いてみました。(1/100のスケールで9㎡→約6帖弱)なんとか、描けたようです。ひとつ前までの世代は手書きで図面を描いていたので、フリーハンドでも簡単に描けることでしょう。自分は大学の課題こそ、手書きでしたが、大学院では当然のごとくCADでした。(今は、大学の課題でもCADが多いようです。)自分たちの設計業務では99%の人がCADを使用し、つまりマウスを使って図面を描きます。が、しかし、ちょっとしたプランなどを考えるときは直接、CADではなく、白い紙にフリーハンドで描くことが多いです。およその空間の大きさを検討するには、やはり、フリーハンドで寸法を押さえることがとても重要です。フリーハンドで、寸法を押えること。CADに頼ることで失われた感覚です。shimada
人間でごめんなさい ひとりごと 2009年02月12日 少しそんな気分になる映画です。たしか1年半ほど前にここのブログでも紹介した映画。経験上、アニメを紹介するとなかなか観てくれる人が少ないんだけど観た人にはもれなく好評なんです。1年半推し続けてきたところ先日やっと鑑賞してくれたkojiさんがとてもよかったと感想を述べてくれました。人間のエゴと大衆心理が生み出す見えない暴力。対象となるのは常に弱者。他人の気持ちを思いやる想像力の欠如は現代社会が生み出す弊害か。『河童のクゥと夏休み』matsu
お洒落 ひとりごと 2009年02月11日 スペインのビルバオというところにあるカラトバの橋です。お洒落ですね。日本にもこういう気持ちよさそうな橋があったら渡りたいもんです。yama「のせてくれよ」学生時代の先輩ISHIさんにブログにのせてといわれました。先日たまたまあったんですが、まったく変わりなくめちゃめちゃがんばってるようでした。ただ一つ変わったことがあるとすればちょっとおしゃれになっていました。余談です。
都市のなかの数多い規定に悩まされます。 ひとりごと 2009年02月06日 ここ数日、とある敷地で、どの程度の建物が建つのかを検討しています。その前提として、その敷地に関連する全ての規定を調べなくてはいけません。いくつかある中で、重要なものと考えられるのは窓先空地と高度斜線制限。窓先空地とは各住戸の前に設ける余白のことで、緊急時の避難などのためにもうけます。高度斜線制限とは北側の隣地への環境を保つために計画する建物の高さについて北の方向について制限(写真の赤線です)をかける規定です。他にも区の条例では共同住宅や大きな店舗などには様々な規定がかかってきます。実は以前仕事をしていた長野では当然ありませんでした。たまに耳にしてはいました。設計者を悩ます規定です。人が多く集まる大都市ではその街の秩序を保つことは容易ではありません。また、そのために決められた規定の数も半端ではないですね。一つ一つ慎重に規定を読み取り、検討を重ね、オチの無いように、どこまで、最大限の計画ができるのか。パズルのような作業です。デザインはその先です。shimada
古今東西 ひとりごと 2009年02月05日 【セレブが集めてそうなもの】A:香水B:ジュエリーC:ベルマーク【セレブだと思う有名人】A:キーラ・ナイトレイB:アンジェリーナ・ジョリーC:お蝶婦人A:キャメロン・ディアスB:パリス・ヒルトンC:スネ夫のママ【セレブな姉妹】C:叶姉妹A:ヒルトン姉妹B:オルセン姉妹C:工藤兄弟3人の中に一人だけおかしな人がいますね。先日深夜、テレビをつけたらこんなくだらないやり取りを延々としてる脱力系ガーリーコメディドラマがやってました。かつての『やっぱり猫が好き』のようなやり取りが秀逸でした。今では観るのが少し楽しみになっています。matsu