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建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

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No Country

久しぶりに映画を観ました。
今年のアカデミー作品賞。

余計な演出や音楽など
不必要なものは極力省き
補足的に扱われがちなモノローグに
多分な意図を含ませている。

しかしその意図を正確に捉えることが
非常に難しい作品のように思う。

この作品を通して
何かを伝えようとしていることは十分わかる。
しかしそれが何なのか。

原題は“No Country for Old Man”。
邦題で省かれた“for Old Man”の部分が
重要なヒントになりそうだが。

コーエン兄弟よ。
あんたら一体なにを考えて
この作品を作ったんだ。

余韻は今も続きます。


『ノーカントリー』


matsu
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タイムトラベラー



先日、「タイムマシーン」という映画を見ました。
写真のドラえもんは関係なく、ハリウッド映画の方です。

以前に小説は読んでいたのですが、
映画の方は、ハリウッド映画ならではの過大な脚色で、散々たるものでした。

その翌日、何気なくインターネットで「タイムマシーン」と検索してみたところ、なんとタイムトラベラーに関するページが出てきました。

2000年11月にジョン・タイターという男性が、2036年からやってきたタイムトラベラーであると自称し、インターネットの掲示板に書き込みを行いはじめ、4ヵ月後忽然と姿を消してしまったそうです。

これは真実かどうかは分かりませんが、
彼が残した、数々の予言の中には興味深い内容も書かれています。

中国の内陸部で暴動が起こり、北京オリンピックが中止になるとか、
アメリカで初の女性大統領が誕生するだとか。

今現在の、世界情勢をまるで見てきたかのような内容には驚かされます。

信じるか信じないかは、あなた次第ですが・・・。

by koji

コンピューター

一日の大半をパソコンの前で過ごす今日この頃。
この仕事を始めて以来、
一年365日24時間のうちで
パソコンで作業をしている時間は
睡眠時間の次に多いはず。

これは僕に限ったはなしではなくて、
こういう生活をしているひとは結構多いのではないでしょうか?

僕を含めた身の回りの世界が
こんなにもコンピューターに依存した世界になるなんてことは
小学生くらいの頃の僕には想像も出来なかった。



kraftwerk「computer world(1981年)」

アップル社がマッキントッシュを発売するよりも以前の、
1981年に発売されたアルバムで、
ほぼ全ての曲のタイトルに「computer」の文字が入っている。
まるで未来が今のような世界になることを想像していたかのように。


と、こんな話をしたのは
休日、久々に聴いた音楽がこのアルバムだった
というそれだけのことです。


by tamura

悲惨時期

何かを継続してやり続けるには
目標がないと難しいわけで・・・。

誰か花粉の飛散終了予定時期
教えてくれません?

この辛さも
それがわかれば
がんばれるような気がします。


matsu

水の蹴り方ひとつとっても



オリンピックイヤーにちなんで水泳の話。

昔、自分が水泳教室で習っていたときには、
平泳ぎの足は、外に開きながら半円を描くようにと教えられました。

ですが、金メダリストの北嶋選手の場合、
足はほとんど外に開かず、
たたんだ足を垂直に後ろへ押し出す泳ぎ方をしているようです。
そうする事で、水の抵抗を弱め、
推進力を向上させる効果があるとのことです。

一見、誰もが同じように見える泳ぎ方をとっても、
0.1秒を争う世界においては、
日々技術革新が絶え間なく行われているようです。

しかし、国際的に泳ぎ方が4種類しか無いのも不思議なものです。
特に、バタフライ!
この実用性の無い泳ぎを、はじめに考えた人は、
何を思ったのでしょうか。

by koji

23×8

スペインのサラマンカで開催されていた
首脳会談の席で米大統領が暗殺された。

事件前後の23分間が
狙撃の瞬間を目撃した8人の視点で描かれる。

視点を変えるたびに
パズルのピースがはまるように
明らかになっていく真実。

この
視点によって真実が異なる様を描く構成は
黒澤明の『羅生門』に敬意を払ったものだと気づく。

最近リメイクばかりで進歩のない米映画界だけど
本来、古典とはこういう形で蘇らせてこそ
お互いの作品が活きてくるのではないかと思う。


『バンテージ・ポイント』


matsu

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