2012:水滸伝→2013:楊令伝 所員の趣味 2012年12月30日 2012年、今年もあと数日で終わりですね。2011年最後のブログでは2012年は北方謙三の水滸伝を読もうという内容のブログを書きましたが今回はその報告ブログです。左が北方謙三の水滸伝、全19巻です。かなりの量に見えるかもしれませんがとても読みやすく、一気に読めます。私の場合は、一週間に一冊で、5か月もかかりました…ちなみに北方謙三の水滸伝はファンの間では、「北方水滸」などと呼ばれています。本元である「水滸伝」の内容とは異なり、北方流にリメイクしてあるそうです。文体はもちろんハードボイルドで、北方謙三らしい、男の死に様が描かれております。内容はというと、108人の好漢(女性も含む)が梁山泊という場所に集結し大国である宋と戦う。というもの。また、この小説の好きなところはその108人の好漢たちがみんな何らかの弱さを持っている。ということです。「自分の中の弱さ」を抱えながらも「大きな志」をもって戦う姿がとてもかっこいいのです。おすすめです。是非読んでみて下さい。長々と語ってしまいましたが…実は…この北方水滸…19巻で完結ではなく…「楊令伝」、「岳飛伝」というタイトルの小説へと続きます。三部作、総じて全50巻の超長大作なのです!これを「北方謙三の大水滸構想」と言います。そこで来年は、「水滸伝」の続編である「楊令伝」を読んでみようと思います。そらにプラスして北方謙三版の「三国志」を読もうと思います。(写真にあるように、本は ほとんど買い揃えてあります)三国志は、吉川英治著のものしか読んだことないので北方アレンジでどのような物語が繰り広げられるのか楽しみです。以上、2012年最後のブログでした。来年も良い年でありますように。MIZUNO PR