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建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

王羲之



先日、東京国立博物館で開催されていた
「書聖 王羲之  特別展」に行ってきました。

事務所に入るまでずっと書道を
やっていたので王羲之の特別展と聞き、
最終日に駆け込んで来ました。



王羲之とは、「書聖」と言われるほど
書を極めた人物です。

この展覧会の前半では、王羲之についての
人や書についての説明がありました。

後半には、色んな種類の蘭亭序が
展示してあり、圧巻でした。

蘭亭序のコレクションを200以上も
集めたコレクターがいたり
オリジナルの表装をしている人がいたりして
王羲之の書を持っていることが
昔の中国の文化人にとっての
ステータスだったことがよくわかります。


中でも、びっくりだったのが
夾雪本(きょうせつぼん)。

虫が食って白くなってしまった
拓本に対して、雪が舞っているようで
綺麗だと絶賛しているもので、
しかも最近5億円で取引が
あったというのだから…
すごいですよね。

展覧会では、昔、書道の勉強として書いていた
「一七帖」、「蘭亭序」、「孔子廟堂碑」や
「九成宮醴泉銘」の展示もあって
終始飽きずに楽しめた展覧会でした。


MIUZNO





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