王羲之 所員の趣味 2013年03月04日 先日、東京国立博物館で開催されていた「書聖 王羲之 特別展」に行ってきました。事務所に入るまでずっと書道をやっていたので王羲之の特別展と聞き、最終日に駆け込んで来ました。王羲之とは、「書聖」と言われるほど書を極めた人物です。この展覧会の前半では、王羲之についての人や書についての説明がありました。後半には、色んな種類の蘭亭序が展示してあり、圧巻でした。蘭亭序のコレクションを200以上も集めたコレクターがいたりオリジナルの表装をしている人がいたりして王羲之の書を持っていることが昔の中国の文化人にとってのステータスだったことがよくわかります。中でも、びっくりだったのが夾雪本(きょうせつぼん)。虫が食って白くなってしまった拓本に対して、雪が舞っているようで綺麗だと絶賛しているもので、しかも最近5億円で取引があったというのだから…すごいですよね。展覧会では、昔、書道の勉強として書いていた「一七帖」、「蘭亭序」、「孔子廟堂碑」や「九成宮醴泉銘」の展示もあって終始飽きずに楽しめた展覧会でした。MIUZNO PR