親鸞 激動編(五木寛之)→村上海賊の娘(和田竜) 所員の趣味 2014年06月27日 先日、「親鸞 激動編(上・下)」を読みました。以前ブログに書いた五木寛之の本「親鸞(上・下)」の続きです。 激動編にふさわしく、流刑にあった親鸞が越後で格闘する日々や、関東での日々、師である法然の死などが描かれてます。これから出る親鸞 完結編が楽しみです◎その後、今年の本屋大賞を受賞した「村上海賊の娘(上・下)」を読みました。 ここで村上海賊の娘「景」は、何としてでも大阪本願寺へ兵糧を届けに行こう!と奮闘するのですが、このお寺は、浄土真宗。親鸞を宗祖としている浄土真宗なのです。作中にも親鸞の教えなどが書かれていました。五木寛之の本で親鸞がどういう経緯と思いをもって教えを説いてきたのかを知っている分、「村上海賊の娘」も深く読めた気がします。こういう風に異なる本がある事柄をもって「点」から「線」へとつながっていくのは楽しいです。MIZUNO PR