夏休み(1) 建物探訪 2014年08月19日 夏休みを利用していくつかの建物を見学してきました。 【伊東豊雄設計 瞑想の森市営斎場】軽やかに浮遊した雲のような屋根と土から立ち上がったかのような壁によって構成された故人を送るためにふさわしい場所。 【谷口吉生設計 豊田市美術館】1つ1つの線に意図があり、恐ろしいほどに綺麗に割れているタイルや石によって緊張感のある美術館。スケール感の操作によって空間と空間、街と美術館の関係をつないでいきます。 【中村拓志設計 狭山の森礼拝堂】合掌をモチーフとした木の架構が外壁とも内壁ともなった礼拝堂。すべてが特注でつくられた金属の外壁材や祭壇に向かってわずかに傾斜し、方向性を示すための床の石材。細かな配慮が随所に感じられる厳かな空間。 【中村拓志設計 狭山湖畔霊園 管理休憩棟】こちらもすべてが特注につくられ、照明・机・イス・カーテンに至るまで何度も試作を重ねたそうです。内壁の黒漆喰は10数回重ね塗りをされていて艶やかな艶を生み出していました。この短文では示しきれないほどそれぞれ素晴らしく気合いの入った建物で多大な感銘を受けて参りました。今後も良い建物を見て勉強していきたいと思います。mogi PR