読書の秋 ひとりごと 2014年10月24日 本屋でふらふらと立ち寄りタイトルにビビッときたら即購入するのが好きです。最近ビビッと来た本たちはどれも面白かったのでご紹介します。 麒麟の舌を持つ男 田中経一麒麟の舌って何!?と思い、また、料理の鉄人のディレクターが描いた小説というのに惹かれて買いました。麒麟の舌とは、味の「絶対音感」。その舌を持つ男の職業は、忠実に依頼主の「昔食べた味」を再現する料理人、最期の料理請負人。物語中では、その男が大日本帝国食菜全席というとてつもないコース料理に挑戦していきながら自分を取り戻していく様を描いています。 愚者よお前がいなくなって俺はさびしい 伊集院静私の好きな作家のひとりである伊集院静先生の自叙伝的小説。妻(夏目雅子)を亡くして、酒とジャンブルにおぼれた主人公とその廻りの友人たちの物語です。不器用で切ない男たちの生き様が描かれています。同時系列で描かれた「いねむり先生」は、まだ読んだことないので次読んでみようと思います。にてることば例えば、表紙にもなっているミミズクとフクロウって何が違うの?とかなんか似てる言葉で、使い方があいまいになっちゃう言葉ってたくさんあると思います。この本は、そんな似てる言葉たちを集め、写真でわかりやすく、かつ美しく紹介しています。例えば、「製作」と「制作」の違い。「しらたき」と「糸こんにゃく」の違い。「卵」と「玉子」の違い。などなど、昔学校で教わったな~というやつから初めて聞くものまで、楽しく学べます。以上。最近見つけた楽しい本たちでした。MIZUNO PR