全東洋街道 ひとりごと 2007年08月30日 前回に続きまして本を紹介します。多少表紙の写真がきわどいですが、れっきとした旅行記です。作者である藤原新也が日本からトルコまでの放浪の旅をつづったものです。だいぶ前に読んだ本なので細かい内容等は忘れていますが、ある一節だけは忘れずに常に頭に残っています。それは旅の途中出会う、ある娼婦の言葉で、「頭の人ばかりだめね 人間は肉でしょ、気持いっぱいあるでしょ」人にとって受け取り方は様々だと思いますが、僕にとっては何かホッとさせてくれる一節になっています。by koji PR