超年末なんですけど。 ひとりごと 2007年12月27日 日本語は質感や情景・感情をあらわす単語が他の言語に比べて数段に少ない言語らしいが、それを補うように豊富な比喩で修辞されてきた言語でもあって、比喩表現無しには話しすら出来ないほどに無意識のうちに使っている。例えば、上の文章の2行目「・・・をあらわす単語」は、何かをあらわそうとするのは「単語」というものではなくそれを発する人間だから、正確にいうと「・・・をあらわす為に用いられる単語」となり、ここでは「人間の単語を発する行為」が「単語」という言葉に置き換えていることになる。このような比喩への変換コードの新規開発はどの時代でも若者が発信源となっているらしく、星のごとく生まれては、次々と淘汰されていき、最後まで生き延びたコードだけが一般化されていくらしい。だからこのブログのタイトル「超年末なんですけど」も今はまだ一般的に理解されるまでにコード化されていないし、僕も理解できないけれども、もしかしたら100年後くらいには一般的にコード化されて、100年後の今日のNHKのニュースでアナウンサーの人がこの言葉を発しているかもしれない。今年も残り4日しかないので、四捨五入をして1年カウントすると残り99年です。99年後の今日のニュースをお楽しみに。それではよいお年を。by tamura PR