この闇と光 所員の趣味 2019年04月15日 久々に本の紹介です。服部まゆみさんの『この闇と光』。盲目の王女レイヤは、王都の暴動のため、幼いころから、父(国王)と軟禁状態の暮らしを続けます。物語や音楽、文字などを通じて、世界の美しさや不条理を学んでゆきますが、ある日、目の手術を受け、初めて見た真実の世界は…中盤に大きなどんでん返し(展開)がありますが、途中から読者は違和感を覚えるはずです。ただし、どこまでが真実でどこからが虚構なのか、全てを予見するのは難しいかもしれません。kaisei PR