1・2・サン 未選択 2008年03月22日 フランス・パリのラビレット地区というところに「ラビレット公園」という建築の世界ではとても有名な公園があります。設計したのはバーナード・チュミという建築家。この公園の計画手法というのは、・フォーリーと呼ばれる建物群である【点】の要素。・動線となる【線】の要素。・林や川などのフィールドとなる【面】の要素。という3要素をそれぞれ独立したものとして計画し、最終的にはこの3つの独立した計画を「重ね合わせる」という方法がとられています。それぞれ独自のルールによって構成されたもの同士を偶発的に接触させるということは、そこには「そこで一体何が起こるのかがまったくわからない」という「以外性」がふんだんに含まれており、この「以外性」こそがこの公園全体を豊かで魅力な場所としている要因となっています。紳士的な容姿の男性からは事前に『 「アホ」という振る舞いを起こすきっかけは、 ・「3の倍数」のとき。 ・「3がつく数字」のとき。 とし、この二つのルールを重ね合わせます。 』という形式的な方法論を提示されているにもかからわず、観覧している人間はその紳士的な容姿の男性が実際にこの手法をドライブさせたその時になって初めて偶発性が生み出した「以外性」に気がつく。(例えば、『12』は3の倍数である『12』と、『13』は3のつく数字である『13』とは連続しているのでアホな振る舞いもそれと連動して連続して現れる。)建築になぞらえて最近ブレイク中のお笑い芸人「世界のナベアツ」の笑いを解剖してみました。by tamura PR