平屋の理由 最新情報 2008年04月19日 新建築住宅特集2008年5月号の特集『平屋の理由』に「森泉山麓の家」が掲載されました。特集冒頭の東京工業大学准教授奥山信一氏の論文『住宅タイポロジーの功罪~平屋と床積層の形式を巡って』のなかで、最近の住宅作品に平屋が多い理由について「現実の都市への理知的な分析指標では計測不能な<理想主義>が芽生え始めた兆候のひとつ」という分析をされています。たしかにここ数年注目を浴びている若手建築家の方々には<理想主義>者といえるような方が多いような気がします。グニャっとした平面とか、ビヨーンっとした平面とか、ヒョロヒョロっとした平面とか、ガッシャーンゴロゴロチュドーンっとした平面とか、……冗談はさておき、この論文は昨今の住宅建築を取り巻く状況を的確についていて、自分の仕事も何だかやんわりと指摘されているような気もしますが、とてもよい論文だと思いますので、(建築関係者は)機会があったらぜひ読んでみてください。あっ、「森泉山麓の家」も見てください。tamura PR