搾り出して配達 ひとりごと 2008年07月03日 わずか数館から始まった上映が口コミによって2000以上の劇場で公開されアカデミー賞にノミネートされるまでとなった。16歳の少女が妊娠する話なんだけどこの主人公が痛快なキャラクターで悪態をつきながらも持ち前のユーモアのお陰で嫌味を感じさせない。このような会話劇を生み出した脚本家はそれまではただの個人ブロガーでその軽妙な文章が製作の目に留まり大抜擢されたという人物。非常に面白い。それぞれ過程では失ったものがあっても最後には全員が何かを「得る」ことになる結末は切なく感動的だ。matsu PR