住宅の写真撮影 ひとりごと 2008年11月07日 一昨日、昨日と建築写真家鈴木氏による住宅の写真撮影が行われました。そのサポートとして二日間同行させていただきました。写真はその模様です。天気図は高気圧に覆われ、天気予報では晴れ。天気予報は間違ってはいませんが、太陽の方角のみ、低い、薄い雲に覆われている状況。微妙な光を相手にする写真撮影では、それは必ずしもよいコンディションとはいえません。その多くの時間が、雲を眺めながら天を祈る時間に費やされました。(こんなに、天を拝んでいたのは初めてでした。昔の人もこうやって天を見ながら、天気のことを考えていたのでしょうか。)とても原始的な時間の流れを感じました。たまに雲の隙間から、こぼれる光が当たるの瞬間を狙っての撮影でした。その瞬間を逃すまいと真剣な鈴木氏は忙しいようにシャッターを切っていました。光のふり注ぐ瞬間の緊張感のある時間と、光を待つゆったりとした時間。写真家とはまさに「動」と「静」の仕事であり、そして、運を天に任せる難しい仕事であると思いました。最後はきれいな夕焼けになってくれました。オレンジや紫のきれいなグラデーションのかかったとても美しい背景で撮影できたと思います。二日間でトータルで十数カットではありますがとても貴重な写真がとれていると思ってます。現像された写真がとても楽しみであります。(HPでアップできればと思っています。)shimada PR