秦野浩司の建築探訪01 建物探訪 2006年10月19日 先日、目黒の聖アンセルモ教会を観てきました。設計はアントニン・レーモンドによるもので竣工は1954年と約50年前の建物です。聖堂は吹き抜け高さ約15mの箱型断面で、壁、天井共に折状のコンクリート板で構成されており、壁の隙間から流動的に注がれる光はコンクリートの重々しさを柔らかく包み込み、温かみのある空間としていました。今まで教会に行く機会はなかなか無かったのですが、訪れてみると普段の生活では味わえない空間体験が出来、教会を巡ってみるのも面白いのではと思います。by koji PR