エッシャー 所員の趣味 2006年12月22日 半月ほど前にいった展覧会のお話。渋谷のBunkamuraで開催中の「スーパーエッシャー展」に行ってきました。小学校の図工の教科書とかよく出ていた↓な絵を描いた版画家です。初期の頃には作者自身の外側にある風景や人物などを描いていたものが、時を経るにつれて徐々に描写手法が変化して、後期の作品では描写手法自体が目的化し作者自身の内側へと傾斜していく、という一連の流れがとてもおもしろい。昨今、美術館の商業化で凝ったキュレーションが多いだけに、ただ時系列に並べるこの単純さがとても心地よいです。会期は来年1月13日までのようです。よかったらどうぞ。by tamura PR