燕子花(かきつばた) ひとりごと 2009年03月20日 先週末、友人が勤めている中目黒にある「かきつばた」という日本の伝統的な工芸品を紹介し、そして、販売する店へいってきました。この紹介するということがこの店の大切なテーマです。スタッフの人が懇切丁寧にその品々の背景、コンセプト、その技法など、その品の魅力(つまりは日本の伝統工芸の魅力)を伝えてくれます。その品の奥を知る事によって、理解が深まり、より愛情もってその品を使い続けることができます。工場で量産された品と違い、作り手の思いも伝わってきます。そんな品が毎日の生活のなかにあったら、すこし、豊かな生活になると思います。伝統工芸品は遠くの地方に行かない限りは出会う事ができません。ましてや、その魅力なんて知る事はまずありません。田舎の土産物というイメージが払拭されます。伝統工芸品は、日本のよくある観光地に広がる、日本刀からまんじゅうから、なんでも売ってる雑多な商店街に完全に埋もれてしまっています。伝統工芸品はとても実用的で、日本的な簡素な美しさ。日本の文化がそれぞれの品に凝縮された感じがします(すこし抽象的表現ですが)。最近では若い人の デザインでしょうか。かなりおもしろい物も見受けられました。そんなことがこの「かきつばた」では経験できます。中目黒の桜並木沿いにその店はあります。これからはとてもよい季節なので興味のあるかたはぜひ。http://www.kakitsubataweb.jp/kakitsubatais/shimada PR