館林美術館 建物探訪 2009年08月30日 夏休みに行ったもう一件の建物です。建築仲間でもかなり評判のよい建物です。あたりには、田んぼや沼が広がる郊外の敷地です。国道からも一歩ひいた位置にあります。のどかな田園風景にとけ込んだのどかな美術館です。そんな雰囲気なかにも、、アプローチなどの、シャープさは気持ちよい緊張感が漂います。特徴はなんといっても、敷地というキャンバスにサラッ、サラッと大胆に円を描いたかのような建物と庭、アプローチです。そのおおきな曲線は建物、庭の計画と連続しています。建物は低く抑えられ、庭は建物を一部隠すように、少し傾斜しています。それらにより、建物と庭は一体的です。そして、その一体的な曲線が、どこか、おおらかさを表現し、周囲の風景とあっていました。郊外の美術館ならではです。館林という灼熱の土地なので、芝生でまったりできませんでした。季節をえらべば、屋内屋外とも、とてもここちよい、休みの時間が過ごせそうです。shimada PR