暫定一位、更新 ひとりごと 2009年10月30日 白血病のケイトが生きられる唯一の方法は臓器移植。しかし適合者が現れるのを待つほどの余裕は無い。遺伝子操作によって“適合者”としてこの世に生を受けた妹のアナはその瞬間から臍帯血やリンパ液などの提供を行ってきた。ある日アナはケイトへの臓器提供を拒否し両親を相手に訴訟を起こす。アナの臓器提供を受けなければ死んでしまうのにもかかわらずケイトはこれまでどおりアナと接する。一方、自身の提供拒否によってケイトの死を決定付けることになるアナもこれまでどおりケイトと接する。なぜか。誰もが経験するような状況ではないのに全ての登場人物に共感できるのはそこに家族の強い絆が描かれているからではないだろうか。一見重くなりそうなテーマをユーモアを交えつつ明るく描く。これまで演技力とは無縁の役が多かったキャメロン・ディアスの演技も良い。『私の中のあなた』matsu PR