「ガタカ」と「ライト」 ひとりごと 2007年01月31日 少し古い作品になりますが、映画「ガタカ」を紹介いたします。内容は近未来を描いたSFドラマなのですが、特に注目したい点はストーリーの背景にフランクロイドライトの晩年の作品である「マリン郡庁舎(竣工1959年)」が使用されている点にあります。日本では帝国ホテルの設計で知られていますが、あまり実作をお目にかかれる事が出来ないので、映像に映るその姿はとても希少に思われます。写真からも分かるように約50年前の建物であるにもかかわらず、その流線型のフォルムは未だに未来的な印象を与えます。映画好きならずとも、建築に興味のある方には是非見て頂きたい一本です。by koji PR