ハルカナルインディア ひとりごと 2007年02月21日 僕は学生時代にインドを研究していたことがありまして、この間その時一緒に研究してた方々に久しぶりに会ってきました。昔話話しに花が咲きました。一人旅行中の僕がデリーから電車に乗ると、寝台の指定席なのに僕の席におじさんがいるんですね。この!と思って詰め寄ると、すごく悲しそうな顔をするわけですよ。今にも泣き出しそうな。その顔に討たれて、しょうがないから一緒に寝ましたよ。ベナレスまで10数時間、お互い相手に足向けて。それがもう臭いのなんのって。まあ相手も同じ気持ちだったでしょうけどね。そして最後は硬い握手して別れました。そんな話を先輩にすると、「俺なんて自分の席に家族がいたよ!」と。皆大爆笑でした。結局先輩は交渉のすえ、「オトンは当然床で寝ろ、子供(2人)はベッドでもいい、オカンは・・・う~ん・・・・・床。」と非情なジャッジをしてその場を乗り切ったそうです。でもきっと最後は硬い握手をして別れたことでしょう。インド旅行っていつもこんな感じなんですよね。びっくりして、怒って、(何故か)分かり合って、最後は硬い握手。なんつーか不思議な国です。皆もいっぺん行ってみた方がいいぞ!by soma PR