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建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

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快挙

今世間を騒がせている『おくりびと』。
確かにアカデミー賞を取ったことはすごいけど
昨秋モントリオールでグランプリを取った時点で
十分に注目に値する快挙だった。

この映画で描かれているのは日本人の死生感。
文化や宗教が色濃く影響するこの感覚は
他国の人には理解されにくいが
死者に対する弔いの念やその所作の一つひとつが
美しいと評価された。

もうひとつすごいのは
この映画がモックンの企画・発案で始まったってこと。
海外では役者が制作を兼ねる例はいくつもあって
名作も多いけど
国内では評価される作品が少なかった。

この作品でモックンに名プロデューサーの
才があることの証明にもなった。

これで邦画界に良い風が吹けばいいのにな。


matsu
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辛かったカレー

昨日の昼食でカレーを食べに行きました。
車中「何辛までいける?」と。
山川さんは「4辛で死にました」
とのこと。

どんなものかと4辛を注文。
全然いけるじゃん・・・・

と思って中盤。口の中が
辛さからくる痛みでいっぱいに。

あたりはクールな姿でもくもくと
カレーを食べ、一人汗をかきながら、
やたらと水をのむ。

よりによって大盛りでトッピングは
納豆。ヘルプにならず。

そんなときは困った時の福神漬けです。
読んで字のごとく。

最後は福神漬けカレーで締めます。

4辛恐るべしです。



shimada

もうすぐ着工



3月から「豊田の家」が着工します。

幅16m奥行き4mのワンルームの中に
和室・リビング・ダイニング・キッチン・水廻りを
床高さを変えて配置したオープンな空間構成が魅力です。

出来上がるのが今から楽しみです。

by koji

王禅寺の家(4)

先週に基礎立上りの打設が終わり、
今週は給排水やガスなどの設備の配管と、
基礎外周の防水が行われました。

現場にいった日はとても天気がよく、
コンクリートも少し温まっていて
ポカポカしていて気持ちがよかったです。

来週は基礎の一部に土の埋め戻しが
行われ、床の土間コンを打設する予定です。



by tamura

渋滞の大半はエゴでできている。

片側一車線、信号のない交差点。
対向車が右折しようとしていて
後ろに小さな渋滞を作っている。

世知辛い世の中ですから
その対抗車に道を譲ろうという者はなく
自分もそれに習って進む。

次の角を
今度は自分が右折しようとするが曲がれない。
実はさっきの対向車が作った渋滞が
交差点の入り口を塞いでいる。

結局は自分の後ろにも渋滞ができ
その列がさっきの対向車のトコまでつながり
車の流れが途切れ対向車が右折。

渋滞が解消されたことでやっと自分も右折。

他に働いた不親切の波は
いつか必ず自分に帰ってくる。
親切もまた然り。

長距離ドライバーが
よく道を譲ってくれるのは
運転のプロとしてその辺のことを
よく理解しているからなのかもしれない。

自分が早く着きたかったら
まず道を譲ること。

頭ではわかってはいても
・・・なかなかねぇ。


matsu

間違いない



グッケンハイム美術館ビルバオです。
ものすごいことになってます。

スペインにあるビルバオという街は
地方の中心市街くらいの
あまり大きな町ではないんですが
楽しい場所がたくさんありました。

前回紹介したカラトバの橋もそうだし
グッケンハイム美術館もそう。

基本的に主要な都市ばかりを回っていた旅なんですが
ここだけはどうしても行きたくて行きました。

間違いなかったみたいです。

建物の中の撮影は禁止だったので
内部の写真はありませんが、
行って文句の一つもない建物です。
出てくる言葉は「すごいな!」
という言葉だけでした。

上の写真を撮っているときに
近くにいた外国の方が
アメイジングと連呼していた印象が強く残っています。

一度は訪れてみたい建物の
ランキング上位に入ることは
間違いないでしょう。






デザインの変化

今週、調べごとがあり
住宅特集という住宅建築の専門誌を
事務所にあった過去15年分閲覧しました。

たった15年という期間は長いのか
そのデザインに大きな変化があったように
見受けられます。

時代がさかのぼるにつれ
構造体を力強く表したデザインであったり、
平面や立面自体を曲線にしたり三角にしたりと
とても主張が強いデザインが主流にみえました。

(写真は秋田市立体育館です。)

それに比べ、ここ数年は
透明感や白い空間。緩やかでやさしい
といった印象でしょうか。
強い形をしたデザインはほとんど
見られなくなりました。

(写真は金沢21世紀美術館です。)

※写真は公共建築を乗せさせていただきました。

社会の経済状況や流行があるのでしょうか。

時代の流れに沿い、
男性的なデザインから
女性的なデザインといった
変化の印象をうけます。

そんなおり、 yahooでこんな記事を見かけました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090217-00000010-yom-soci

「草食系男子急増!」
という記事です。
オオカミのような男性的部分がなくなり、
女性的とまでは行かないまでも
どこか緩やかで、やさしい印象。
といった男性が最近、増えているとのこと。

デザインも社会の状況もなにかリンクしているのか、
していないのか、
気になってしかたありません。

shimada

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