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建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

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現場報告(12)



「鎌倉の家」の現場報告(12)

現場では壁・天井のクロスが貼られています。

写真でまだらに見えるのは
ボードの継ぎ目を埋めたパテの跡です。
パテを乾かした後、そのふくらみをやすりで削り
下地を平らにしてからクロスを貼り付けます。

by koji
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CAD世代

フリーハンドで3cm角の四角を描いてみました。
(1/100のスケールで9㎡→約6帖弱)
なんとか、描けたようです。


ひとつ前までの世代は手書きで図面を
描いていたので、
フリーハンドでも簡単に描けることでしょう。

自分は大学の課題こそ、手書きでしたが、
大学院では当然のごとくCADでした。
(今は、大学の課題でもCADが多いようです。)




自分たちの設計業務では99%の人がCAD
を使用し、つまりマウスを使って図面を描きます。
が、しかし、
ちょっとしたプランなどを考えるときは
直接、CADではなく、白い紙に
フリーハンドで描くことが多いです。

およその空間の大きさを検討するには、
やはり、フリーハンドで寸法を押さえることが
とても重要です。

フリーハンドで、寸法を押えること。
CADに頼ることで失われた感覚です。

shimada

人間でごめんなさい

少しそんな気分になる映画です。

たしか1年半ほど前に
ここのブログでも紹介した映画。

経験上、アニメを紹介すると
なかなか観てくれる人が少ないんだけど
観た人にはもれなく好評なんです。

1年半推し続けてきたところ
先日やっと鑑賞してくれたkojiさんが
とてもよかったと感想を述べてくれました。

人間のエゴと大衆心理が生み出す
見えない暴力。
対象となるのは常に弱者。
他人の気持ちを思いやる想像力の欠如は
現代社会が生み出す弊害か。


『河童のクゥと夏休み』


matsu


お洒落



スペインのビルバオというところにある
カラトバの橋です。
お洒落ですね。
日本にもこういう気持ちよさそうな
橋があったら渡りたいもんです。

yama

「のせてくれよ」
学生時代の先輩ISHIさんに
ブログにのせてといわれました。

先日たまたまあったんですが、
まったく変わりなくめちゃめちゃがんばってるようでした。
ただ一つ変わったことがあるとすれば
ちょっとおしゃれになっていました。
余談です。



王禅寺の家(3)

昨日基礎立上り部分の
コンクリート打設がありましたので、
先週の末にアンカー(基礎に木軸組の土台を留める金具)と
スリーブ(設備配管類が基礎を貫通する通り道)が
図面通りにセットされているかどうかを確認。

数箇所の間違いがあったので翌日
直ぐに修正してもらいました。

今週は基礎立上りの解体後、
一部地盤面よりも低い位置に床面があるフロアの
基礎外周に外側から防水を施していきます。



by tamura

現場報告(11)



「鎌倉の家」の現場報告(11)

内装仕上げ工事が急ピッチに進み、
今週から浴室のタイル貼りが始まりました。

タイルの割付については、事前に施工図で詳細まで検討しているので
現場では少しのくるいが出ることなく、完璧に割り付けられています。

壁一面に貼られた白く淡いタイルからは和の趣が感じられます。

竣工まであと約1ヶ月です。

by koji

都市のなかの数多い規定に悩まされます。

ここ数日、
とある敷地で、どの程度の建物が
建つのかを検討しています。

その前提として、その敷地に関連する
全ての規定を調べなくてはいけません。

いくつかある中で、
重要なものと考えられるのは
窓先空地と高度斜線制限。

窓先空地とは
各住戸の前に設ける余白のことで、
緊急時の避難などのためにもうけます。

高度斜線制限とは
北側の隣地への環境を保つために
計画する建物の高さについて
北の方向について制限
(写真の赤線です)
をかける規定です。



他にも区の条例では
共同住宅や大きな店舗
などには様々な規定がかかってきます。

実は以前仕事をしていた長野では当然
ありませんでした。
たまに耳にしてはいました。
設計者を悩ます規定です。

人が多く集まる大都市では
その街の秩序を保つことは容易ではありません。

また、そのために決められた規定の数も
半端ではないですね。

一つ一つ慎重に規定を読み取り、
検討を重ね、オチの無いように、
どこまで、最大限の計画ができるのか。
パズルのような作業です。

デザインはその先です。

shimada

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