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建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

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マドリッドの夜です。
最近
学生時代に比べて格段に生活が規則正しくなりました。

昔は昼寝ることも多々あり
夜活動的なことが多かったんですが、
最近は朝の気持ちよさに心惹かれています。
朝日っていいもんですね。

朝になるとぱっと目が覚めて、
夜になるとすんごい眠たくなります。
もう年末、
今年のお正月は寝正月になってしまうかもしれません。
とはいっても
毎日カウントダウンの時間ぐらいまで働いているんですが。


yama

P.S
HP更新しました。
加賀の家と茅ヶ崎の家を追加しています。
その他にも過去のデータを入れ替えてたりします。
それに気づけるあなたは
KEN一級建築士事務所ファンです。




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その一声



今年も師走の暮となり街はあわただしくなってきました。

ところで普段仕事で高速道路を使う時は
ETCレーンを利用しています。
ETCは確かに渋滞緩和には有効かもしれませんが
通過時に電子音と「○○円利用しました」とだけ流れるアナウンスには
何か冷たさを感じます。

一方プライベートではETCカードが無いので
一般レーンを利用するのですが
料金所の方が必ずといって
「気をつけて」「お疲れ様」等の言葉を
気さくにかけてくれます。
中には世間話をしてくる人もいたりもします。

業務的に言われていることかもしれませんが、
その一声が運転者のゆとりを生み、
事故防止に一役かっているのではと思います。

by koji

無題

予告編の映像が公開され
世界中のファンをがっかりさせた
実写版『ドラゴンボール』。

やめときゃ良かったのに。




matsu

「王禅寺の家」地鎮祭

一週間前のことになりますが、
「王禅寺の家」の地鎮祭が行われました。



この物件の敷地は見晴らしの良い高台にあります。
2つのボリュームをくっ付けたような建物形状で、
それぞれのボリュームで床レベルが異なっている
スキップフロアの構成をした建物です。

今年の10月頃から現場監督や業者さんと事前の打合せを
繰り返し行ってきまして、
年が明けた1月半ば頃からいよいよ基礎工事に入ります。
竣工は9月の予定です。


by tamura

安藤忠雄建築展で実感したこと。

先日、ギャラリー間で開催されている安藤忠雄建築展へ
行ってきました。

今回の展覧会はただの展示会だけでなく、
「住吉の長屋」という70年代の名住宅の
実寸大の模型を体感でき、また、安藤さんの
トークショーがあるということでとても楽しみでした。



大学で建築を始めて、
初めて読んだ建築の本は安藤さんの著書
「建築を語る」であり、
初めて感動した建築は誌面でしたが安藤さんの
「六甲の集合住宅」でした。
そして、製図の授業ではじめに取り組むトレースの
課題は安藤さん「住吉の長屋」でした。


実は、生でみる安藤さんは初めてであります。
写真やTV、本から受けるイメージでは
とても厳しそうな人でしたが、
とても気さくな関西人といった印象でした。
トークショーも終始、笑いありの
和やかなムードでした。

それでも、話の内容は社会に対して、
批判的に、そして、こうあるべきだなどと
とてもメッセージ性のとても強い内容でした。
そもそも、安藤さんの建築自体が
どの作品にしても、
社会へのメッセージが強いデザインであります。
改めて、安藤さんの社会への熱い思いを
実感しました。

肝心の「住吉の長屋」実寸模型の感想です。
居間:3.7(奥行き)×3.3(間口)×2.25(天井高)
の空間はとても居心地のいい広さでした。
それはやはり、一面が中庭に面し、風がそよぎ、
空が見えます。どこか、心の奥で落ち着くのでしょうか。

また、中庭は、周囲を壁で囲まれ、一切のプライベート空間
でとても安心間があり、部屋との仕切りは窓ガラスのため
閉塞間は全くありません。

雨の日は傘を差してトイレに行かなければなりませんが、
その中庭でのんびり、食事や読書をしたい、
そして、この家に住んでみたいです。

shimada



おもてなし

前回紹介出来なった
バルセロナの建物を二つ紹介します。

ヘルツオーク・ド・ムーロンのつくったイベント会場です。
色の使い方や形の大胆さが日本にはない感性を感じさせます。
前回のアグバールタワーも同様に。


建物ではないんですがとても気持ちよかったので紹介。
グエル公園に行く途中の道にあるエスカレーターです。
結構高いところまで行くんですが。
乗ってる最中はとても気持ちがいいです。
エレベーターなんかよりずっといいですね。



その日の夜、
泊まったホステルでおもてなしをされました。

パエリアとサングリア。


すごくアットホームなホステルで
そこの従業員の人がすごく気さくでいい人だったんです。
他の場所をはるかにしのぐおもてなしをされました。

そこに泊まっていた全員でホームパーティーのように
盛り上がってその宴は深夜まで続きました。

おもてなしの心というのはやはり重要だなと思いました。

おもてなしをするほうもお客さんが喜んでくれると
気持ちいいし、どんな苦労も報われます。
と思います。

おもてなしされるほうは
もちろん気持ちはいいに決まってます。
僕は気持ちいいです。

となるとおもてなしっていうのは
みんなが気持ちよくなる魔法かもしれませんね。

yama

アーレマンスリッツ

スウェーデン人たちは
誰もが自然の恵みを享受する権利があると考えていて
その思想のおかげで
自然を独占しようとする者はいないらしい。

誰も独占しないから
いたるところに自然が残っている。
いたるところにあるものだから
誰も独占しようとしないという
賢明な循環が出来上がっているらしい。

なるほど。
では日本の場合はどうか。

日本の場合は
誰もが自然の恵みを享受する権利があると
考えるているところまでは同じだけど
「だから自分にも独占する権利がある」と勘違いし
資本主義の名の下に自然が破壊されてしまう。
自然を奪い合うからたちまち失われていくという
悪循環に陥っている。

我々はなんて愚かしい民族なんだと
最近読んだ本を通じて思いました。




matsu

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