救いようのない闇 ひとりごと 2008年07月31日 初監督作品『クラッシュ』でアカデミー賞作品賞を受賞したポール・ハギスの最新作。行方不明になったイラク帰還兵の息子を探そうと元軍警察の父親が独自の調査を進める中突如として息子の他殺体が発見される。父親はその真相を探るべく更に調査を進めていく。ここで描かれているのは現代アメリカの闇。決して日本には伝わってこない深い闇。ある問題の是非を正面から問うのではなくあくまでも“人間”を描いているところが前作にも共通の監督のやり方で観客が個々で考えるように訴えている。ラストシーンの「逆さまに掲げられた星条旗」の意味を我々は今一度考えなければいけない。『告発のとき』matsu PR
旅の目的? ひとりごと 2008年07月30日 前回からひき続いて学生のときに行っていたヨーロッパ旅行の話になるんですが、あっちにいると日本にいる時の何倍も歩くんですがそれが全然苦にならないんです。というのも、写真のような広大できれいな公園が町のあちらこちらにあって疲れたなと思ったら休んでまた歩いていて疲れたなと思ったらまたその近くにこういった気持ちのいい公園がある。たまに現地の人と仲良くなってしまうと結局長い時間こういった場所で過ごしてしまうわけで、本来の目的を忘れてしまいそうになります。ホントはいろんな建築を見に行こうと思って旅をしているんだけどとりあえず街に着いたらその街での宿とお気に入りの公園(居場所)をみつけることが一番重要になっていて本来の目的じゃないところにより一層の楽しみを感じていた旅でした。旅はいいものです。yama
野菜ジュース ひとりごと 2008年07月29日 最近毎日飲んでます。と、いうのも1ヶ月くらい前に風邪をひいたんですが、それがなかなか完治しなくて、これは日頃の偏った食生活に原因があるのでは?と、思い飲み始めました。これを飲んで本当に健康になるのかどうかは判りませんが、飲んでる瞬間に「今、健康に良いことしてるな。」と思うためのお守りのようなものです。病は気からです。by tamura
現場報告(2) 現場報告 2008年07月28日 「鎌倉の家」の現場報告。ただ今、基礎の根切りが終了し、基礎下を通る配管の設置をしています。この上からコンクリートを流す為、動かないようにしっかり固定することが重要です。炎天下の中での作業、ご苦労様です。by koji
言葉にすること ひとりごと 2008年07月24日 夫婦生活を含めあらゆる事柄について予定を組まないと気がすまない妻と決めたことを守れない法廷画家の夫の話。几帳面な性格が災いし次第にうつ状態になってゆく妻を木村多江が快演。夫役のリリー・フランキーはイメージ通りの飄々とした演技で時間が解決するしかない妻の状態をただただ見守る。夫婦はどんな選択をするのか。『ぐるりのこと。』matsu
何もできないこと ひとりごと 2008年07月22日 学生のとき、かばん一つ背負ってヨーロッパ中を旅してた時期がありました。予算がすごく少なかったのであまり贅沢はできなかったのですが今までの人生のなかで本当に貴重な体験ができました。初めての海外旅行がバックパッカーでヨーロッパ一ヶ月で一人旅。本当に大丈夫かということでスタートしたんですが、終わってみれば一年くらいかけて世界一周したいなあと思ったりしてとても楽しくてしかたなかったです。毎日が驚きの連続で。苦労もたくさんあったのですが(最初は切符も買えなかったし)でこの旅で一つ感じたことは何も知らないことはすごいことだということです。最初は日常生活に必要なことが一つもできなかったんですが一つ何かを成し遂げるとほんの些細なことでもすごい感動が生まれるんです。例えば駅のインフォーメーションでつたない英語を話し、最初はまったく何をやっていいのか相手が何を言っているのか分かんないんですが、でも相手の反応を見ながら上手くつたえる事ができて切符を買えるとそれだけでめちゃくちゃうれしくて一日がハッピーな気持ちになる。そんな経験をたくさんさせてくれた旅でした。yama
区切り 現場報告 2008年07月18日 しばらくぶりの書き込みですが、今日も僕は元気です。今日、とある物件が一区切りついてホッとしているところです。<茅ヶ崎の家>の現場はサッシが取り付いて、屋根板金も出来てと、順調に進んでいます。写真は3週間くらい前のものですが、室内の雰囲気がだいぶ掴めるくらいになってきています。写真にある2つの大きな開口部付近の天井高さを低めに抑えているので、開口部越しの森の木々の姿に強く意識を引かれるような感覚で、いい雰囲気です。ちなみに写真右側にいるのが所長で、左側にいるのが現場監督です。by tamura