河童の旅行記 ひとりごと 2008年06月25日 友人がぜひ読んでみてほしいと言ってわざわざ買ってきてくれた本。小説『少年H』で知られる舞台美術出身の作家妹尾河童の「覗いた」シリーズ・ヨーロッパ編。気になった建物・風景・車掌さんの制服泊まった全ての部屋をスケッチしその国の文化や歴史、気候風土などによる特徴をうかがい知る。22ヶ国、115室。擬似旅行をした気分。『河童が覗いたヨーロッパ 』matsu PR
はじめまして。 最新情報 2008年06月19日 どうも勝本 元太(カツモト ゲンタ)です。 普段は学生ですが・・・。オープンデスクとしてお世話になっています。いきさつ・・・。実はわたくし今年で卒業なのですが、就職という壁にぶつかっていました。ある日ネットで「いいな」と思う住宅を見つけました。それが「KEN一級建築士事務所」の建築でした。悩むより行動と思い連絡したところ所長さんのご好意でオープンデスクをさせてもらえることになったわけです。えー倉庫の改装から始まったオープンデスクですが今日はもう4日目です。所長さんをはじめ所員の方はみんないい人で毎日自分のたくさんの疑問に答えてくれます。お忙しいのにすいません。。。でも、せっかく来たので分からないことは全部聞こうと思ってます。なので、未熟者ですがあと1週間チョイよろしくお願いします。今日は車を作りました。模型むずっ!!でもめっちゃ楽しい!とまぁ、こんな感じの初書き込みでした。また顔出します。では・・・。Genta
マリンタワー ひとりごと 2008年06月18日 先日、港みらいにツーリングに行ってきました。写真は、山下公園のふもとのマリンタワーです。久々に見た姿は、取り壊しでもしているかのように、荒れ果てていました。とうとう時代の波に取り残されたのかと思いきや、後に調べて分かったのですが、開港100周年の記念事業として2009年春のリニューアルオープンに向けて改修作業をしているとの事でした。近くに住んでいても、登った事がある人は少ないかもしれません。リニューアルした際には、是非登ってみてはいかがでしょうか。by koji
衝撃のラスト15分 ひとりごと 2008年06月16日 最近流行のP.O.V.(Point of View)=主観撮影。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド/HAKAISHA』などが有名だけど今このブームにのっとった作品が次々と企画されている。レポーターのアンヘラはカメラマンと共に消防団の同行取材のため騒ぎが起こったと言うアパートへと向かう。先着していた警官が突如老婆に噛み付かれ失血死の危機に見舞われるがしかし突然アパートは封鎖されアンヘラ一向は警察やアパートの住民らと共に閉じ込められてしまう。凶暴化した老婆がいるアパートに理由もわからないまま閉じ込められ不安を募らせるがアンヘラはカメラマンに全てを撮り続けるよう指示。行方不明の若い女。扁桃腺炎を患わせた少女。現在未使用の最上階の部屋。一体このアパートに何が起こったのか。『REC/レック』matsu
支え役 ひとりごと 2008年06月09日 刑務官の苦悩を描いた人間ドラマ。刑務官は時に死刑執行命令を受けその場に立ち会わなければならない。執行にはいくつかの役割がありその中で最も重い役割である「支え役」を担った者には一週間の休暇が与えられる。結婚を控えた平井は有給休暇を使い果たし新婚旅行に行けずにいた。しかし「支え役」を引き受ければ休暇がもらえる。どうしたものか。人の死に関わった人間がはたして誰かを幸せにできるのかといった葛藤が描かれている。この「支え役」という言葉。ただ単に執行役のひとつを指しているのではなく誰かの人生を支えると言った意味も含まれているようでとても奥が深い。決して晴々とした気分で映画館を後にできるような作品ではない。しかし多くを考えずにはいられない傑作であることは間違いない。『休暇』matsu
<茅ヶ崎の家>建前 現場報告 2008年06月06日 昨日は<茅ヶ崎の家>の建前でした。通常は梁などの部材をクレーンで上から吊って作業を行うのですが、この物件の敷地ではクレーンのアームが届かなかったのですべて職人さん達が力を合わせて上まで持ち上げての作業でした。しかも昨日の雨が降ったり止んだりの不安定な天候の中での作業です。お疲れ様です。明日、上棟式が行われます。by tamura
それでもやはり ひとりごと 2008年06月02日 とうとう『足立の家』が竣工しました。着工から毎週通い続けた現場に行くことももうあまりないのかと思うととてもさびしいです。それと大事に大事に作り上げてきた建物を完成と同時に引き渡さなければならないと言うのはこれまたとてもさびしいです。代理母のような心境です。産んだ事ないけど。ただやはり建主の方に喜んでもらうのが何よりの私たちの喜びでもあるので複雑な心境ではありますが良かったです。竣工写真は近いうちにHPにアップするのでそれまで楽しみにしていてください。そのときはまたここでお知らせします。ところでこの『足立の家』には柱が55本あります。木造なので当然「木」なわけですが木は自然によって育まれたものです。その木を使って人が住むための家を設計するのが我々の仕事であってその対価として幾許かのお給料をもらいそのお金で米や味噌をこさえているわけです。人が雨風をしのぐシェルターを欲することは極めて原始的な欲求でありそれは生活するうえでなくてはならないものでもあります。しかし建築活動はそのどの過程においても少なからず環境に負荷を与えます。建築活動が必要不可欠で代替のきかないものであるとわかっている以上我々はその活動においていかに環境への負荷を抑えることができるかを考えなくてはなりません。そこへどうコミットしていくかは個々人で方法は様々です。しかし一スタッフである私にとってその方法の選択にはやはり限界があります。今回私はアフリカの大地に130本の木を植えました。と言っても私にできることはある団体を通じて募金をする程度のことなのですがこれは私が社会人になったときに決めたことで建築活動をやめるまで一生続けていこうと決めていることですが建物に使った柱の本数の倍以上の木を自然に還元することにしています。これは単なる自己満足です。環境に負荷を与えていると言う罪の意識から逃れるためにしているのかもしれません。環境に負荷を与えた分自分は自然に恩返しをしていると言うある種の安心感を得るためのものかもしれません。しかしやらないよりはやったほうがいいしやらない人にとやかく言われることでもないのでこれからも続けていくでしょう。それでもやはり私はただの偽善者ですが。matsu