この曲を本気で聴いた者は、悪人になれない。 ひとりごと 2007年04月02日 当時の東独は10万人のシュタージ(国家保安省)と20万人の密告者によって独裁政治を保っていたといわれている。監視官のヴィースラーは劇作家・ドライマンの盗聴を命じられるがそこで聞いたピアノソナタがあまりにも美しい音色だったために任務の完遂に支障をきたすようになる。ゲシュタポにも比較される強大な監視システムによる理不尽な支配・被支配の歪んだ構造。壁崩壊後17年経った今タブー視されていたテーマにメスを入れ恐怖政治内部の腐敗と愚劣な為政者たちによって翻弄される芸術家達の苦悩を語り始める。ドライマンはやがてドイツ全土にその実情を知らしめるべく西独の出版社への記事の投稿を画策する。ヴィースラーは疑いの目が向けられるドライマンを擁護するのか。それとも告発するのか。今この事実が語られることの意味とは。『善き人のためのソナタ』matsu PR
東京タワー ひとりごと 2007年03月31日 東京タワー、「オカンと僕と時々オトン」。リリーフランキー著書の、いわずと知れた大ベストセラー。今年に入って、テレビドラマや映画やらと、未だ話題に尽きないですが、原作を読んでいない人は、是非一度読んでいただきたいです。!ドラマや映画では、ヒロインが出てきたりと、少し浮いた話になっているみたいですが、原作では、親と子のつつまじい関係が実に見事に描かれています。ドラマ、映画の前には、まず原作を!by koji
またまた 所員の趣味 2007年03月26日 音楽ネタです。すいません。Individual Orchestraの『 Music from a view 』。もーのすごいミニマルです。これは音楽なのか、それともただの音の集まりなのかと聞かれたら、まーギリギリ音楽かなあ、と答えるくらい。買った時は「失敗した!」と思いましたが、いまだにちょくちょく聞きたくなって聞いています。音楽に満たされていない状態を聞いてきる感じに癒されます。いいですよ。by tamura
Cubic Deja vu ひとりごと 2007年03月26日 つい先日のこと。友人と飲んだ帰りに映画館でナイトショーを見た。『デジャヴ』って映画でエリア内であれば地上地下を問わずどんな角度からでも自由自在に映像を映し出すことができる衛星地上監視システムを使ってある事件を追うというのが冒頭のストーリーでちなみにデジャヴとは「一度も経験したことのないことがいつかどこかですでに経験したことであるかのように感じられること」(三省堂・大辞林)だけど映画の内容とはあまり関係が無いらしい。なぜ観たはずの映画を「らしい」とか「冒頭のストーリー」しか書かないのかというと酔っていたために途中で寝てしまったからだ。何とか話の前後を頭の中で補完しようとしてももはや埋められるような空白ではなくなっていた。だから近いうちにもう一度観に行こうと思ってるけどそのシーンが朦朧とした意識の中ですでに見た映像なのか自分で補完しようとして創造した画なのかの判断もつかなくなってるから『デジャヴ』を観ながらデジャヴを実体験できるかもしれない。こういう状況って過去にもあったような気がする。ということは『デジャヴ』を観ながらデジャヴを体験するっていうデジャヴを今体験しているわけだ。matsu
PROJECT HM 現場報告 2007年03月26日 八丁堀に建設中の集合住宅(地下2階・地上14階)。現在、地下工事中です。地下1階柱の鉄筋が組み終わりました。柱には、建物の重さを支え、地震の揺れを受け止める役割がありますから、きちんと構造計算をして、要求性能を満たすように、適切に鉄筋を組みます。とはいえ、実際目にすると、ものすごい量の鉄筋です。 by maru
MC RYU ひとりごと 2007年03月24日 オススメラジオ番組J-waveで毎週金曜の深夜10時から翌3時まで「REALITY BITES」 という番組がやっています。ナビゲーターは、MC RYU!とにかく熱い人、そして熱い番組です!かかる曲は、R&Bがメインですが、時代やジャンルに関係なくいい曲をふんだんに流しています。まるでライブ会場にでもいるかのように、完全にフリースタイルで番組は進行し、RYUさんの流暢な英語がリズムよく日本語と絡みあい、軽快な笑い声を聞くだけで、一週間の疲れも吹っ飛びます。by koji