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建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

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ららぽーと



来月に「ららぽーと横浜」がオープンします。
場所は鴨居駅からすぐのところなので、とても楽しみです。
中には約370種類のショップや、レストランが入るそうです。
それに映画館もあるそうなので、仕事帰りにレイトショーでも見に行けたらと、夢が広がります。
しかし、以前は倉庫や、工場ばかりが立ち並んでいたあの通りに、
昨年オープンした「IKEA」に続いて、「ららぽーと」までもとは!?
この激変には驚かされる限りです。
by koji



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上北沢の家

先日、「上北沢の家」へ行ってきました。 
昨年末に竣工した中庭のある住宅です。

「上北沢の家」の現在-

 

上の写真は、お施主様のご希望で植えた梅の木です。
奥様から「梅の木にかわいらしく花が咲きましたよ」と教えてもらい、
中庭まで一緒に見に行ってきました。
まだ3分咲きというところでしょうか。本当にかわいらしく咲いていました。
いざ咲かんとするピンクの梅の花に春の息吹を感じました。

  

これもかわいらしいです。玄関にさりげなく飾られた
お椀と赤い実(千両でしょうか?)のブーケ。
この小さいお椀でお香を焚かれていました。
玄関に入った時感じたとても良い匂いは、実はこのお椀からのものでした。
右のちゃぶ台は、カリンの無垢材で出来ています。
部屋のインテリアとマッチしたものを選ばれていました。
座布団もシンプルで良いです。

お引渡し後、どのようにお住まいになられているか気になるものです。
楽しく生活されている様子をうかがうことが出来ました。 by maru

チャリ通復活



もともと通勤に自転車を使用してたんですが、最近壊れて以来、疲れるしもういいかな、と思ってバイク通勤に切り替えてました。往復20kmもあるし。
でも、
友達がルイガノの自転車を貸してくれるというので、また始めようかと思うんですよね。結構かっこいいし。
ただいっこ問題がありまして。
でかくて車に乗らないから乗って帰らなくてはならないのです。
友達のうちは東村山・・・ってどこ?
・・・。
今度の休みはツール・ド・トーキョーだ!
by soma

最後の1行で涙が溢れる

そんな紹介文を目にして読み出した小説。

主人公はごく普通の若い男女なので
誰にでも共感できる万人向けの作品。

事件に巻き込まれ
世界初の脳移植手術を受けた純一。

しかし術後
徐々に人格が変わっていく自分を
止めることができず
自己崩壊の恐怖と不安に駆られる。

恋人を愛せなくなり
好きな絵も描けなくなる。

その恐怖と不安を
鬼気迫る臨場感で描く。

ついに純一はドナーを突き止めるのだが・・・。

そこには移植チームが
極秘にしなければならない真相があった。

自分とは何なのか。
自分が自分ではなくなるとはどういうことなのか。

『容疑者Xの献身』で
直木賞を受賞した東野圭吾の代表作。


ちなみに。

映画版のほうは決して観ないように。
笑いのネタにもならないヒドイ出来なので。



東野圭吾著『変身』

matsu

空間の謎・時間の謎

最近読み始めた本です。まだ前半しか読んでいませんが。

 科学と哲学という学問上の分類がまだ存在しなかった時代、ニュートン(正確にはクラークという代理の人物)とライプニッツとの間で繰り広げられた、物理学における絶対論VS相対論の論争に関するところから話は始まります。
 どちらかというとライプニッツの相対論寄りで話は進んでいきますが、まあ確かにニュートンの物理学の論理は素人の僕がみてもちょっとヒドイ。なぜなら当初のニュートン物理学では『「空間」と「時間」とは物質に先立って存在するもので、それは神が創造した絶対的なもの』と定義されてます。「神」って・・・。今のご時世なら、科学者が「神様」みたいなものを持ち出して説明するなんてことはありえませんが、冒頭にも書いたようにまだ科学と哲学という分類が存在しない時代ですからこれもしょうがないことですが。万有引力にいたっても「すべての物質間に働く力ではあるが、ある程度離れるとその力は働かなくなる。」というような内容で、かなりいい加減なものですし。
 ニュートンというと「空間」と「時間」という概念を物理学の基礎要素として見出したすごい発想力の人物ではありますが、そこからその学問を練り上げていくだけの論理は持ち合わせていなかったようです。逆にライプニッツは学問の基礎を築いたりすごい発見をした人物ではないですが、論理的に物事つきつめていく能力には長けた人物だったようです。天才派の人間に論理派の人物が噛み付いたこの一件があったからこそ、これが発端となって物理学が大きく先進し、その後ケプラーなどの高名な数学者達によって「ニュートン物理学」というものが確立したのです。
 少々ニュートンを叩くような書面になってしまいましたが、「空間」や「時間」のような何の表徴ももたないもの(リンゴは除く。)から学問の道筋を見出すなんてことは、記号の海に溺れた僕たちには絶対に無理ですね。「ニュートン恐るべし。」(ちなみに、この本のカバーの帯に書かれている言葉は「ライプニッツ恐るべし。」です。)
by tamura

宇宙のヒミツはチミツなハチミツ!



映画「月とキャベツ」をオススメします。

主演は山崎まさよし、
デビューまもなくの頃の、初主演映画でありながら、
自分自身を演じるかのような難しい役どころを、見事に演じきった秀作です。

劇中では、彼の最大のヒット曲でもある「One more time Ome more chance」の製作過程から、その曲に込められた想いを、多面的に映像化し、山崎演じる「花火」と、真田麻垂美演じる「ヒバナ」の心のつながりに写し変えられた、心温まる作品です。
by koji












束芋

カルティエ 
今年の冬休みを利用してフランスを旅してきました。
建築をひたすら見て廻る旅です。
が、今回は建築の話ではありません。
ちょうど、カルティエ財団の建物を見に行ったときにやっていた、
日本人の若手現代美術家「束芋」さんの展覧会についてのお話です。
(カルティエ財団はジャン・ヌーベルというフランス人建築家が設計した建物です)

束芋 
以前、NHKのトップランナーという番組で取り上げられていて
とても気になっていたアーティストです。
アニメーションで現代日本社会の停滞感や日常生活の違和感を表現しています。
表現テーマよりもアニメーション自体の木版調タッチや、
浮世絵風の色づかい、コミカルなコマ送りがとても魅力的です。

束芋2 束芋3
現地では「にっぽんの通勤快速」「Midnight Sea」というビデオインスタレーションを
観てきました。作品の内容はもちろんですが、鑑賞の場の設定が面白かったですね。

「にっぽんの通勤快速」では、遠近法に従って設置された
左右3つずつの映像に囲まれることになります。
まさに自分自身も日本の電車に乗って、ほかの乗客を眺めているような感覚になりました。

「Midnight Sea」では、暗幕テントの中に寝転んで、天井に映し出される映像を見ることになります。
映像は、海の波がいくつもうねり、その中に髪の毛のような不気味なものが見え隠れするモノクロのアニメーションで、どっぷりその世界観に浸れました。

by maru

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