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建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

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プロジェクトHM

杭
八丁堀に建設中の集合住宅。
地上14階・地下2階。
この大きな建物を支える杭の工事中。
杭は直径2m。土をドリルで掘っては排出。
計11本の新設杭を施工。

地面から9mの深さに身を置く。
ぽっかり開いた地上との連絡路は三角形。
かすれた光の粒子が職人の肌をなめる。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド。

次は基礎工事です。by maru

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完成(涙)・・・。



狛江の家

皆さんあけましておめでとうございます。そして!
ついに・・ついに完成しましたー!
といっても年末すでに完成してたんですが、バタバタで年越したんで更新遅れました。

2年前事務所に来て最初にかかわった物件なんでそりゃあもう感無量です。
楽しいこともありましたし、ゲッソリするほど大変なこともありました。
まれに僕のデザイン提案が所長に通って、テンション上がって、次の日にやっぱ駄目とか言われて死んで、こりずにまた提案して、食い下がって、また死んで。繰り返し繰り返し。。。
現場行く途中、助手席で幸せそうにぐーすか寝てる所長を道連れに多摩川に飛び込んでやろうかと考えたこともリアルに2度ほどありました。でも!

その一つ一つが勉強になったと信じてまた次につなげたいと思います!
今は、お施主さんや現場の方々、所長やうちのスタッフ、この建物を創り上げた多くの方たちの一員になれたことがうれしいです。
皆さんありがとうございました~。

by soma

秦野浩司の建築探訪(正月編)

 

遅かれながら、明けましておめでとうございます。
一週間の休みは瞬く間に過ぎ、またバタバタと忙しい日々が始まりました。
さてお正月ですが今年は高校サッカーの観戦をして過ごしました。
合計で何と計6試合もスタジアムに足を運んでしまい、年をとったせいか、熱い青春を目の当たりにするとこちらも涙腺がゆるんだりと・・・

話は建築に戻しまして、都内では国立、三ツ沢、駒沢と足を運んだのですが、駒沢陸上競技場のその形態は他に類を見ない独特なものでした。
スタンドに架かるPCキャンティレバーの大屋根はスタジアムを飲み込むかのように滑らかな曲線で包み込んでいます。
また同じ敷地内にある管制塔はコンクリート造でありながらも、木造建築の様な形態をとり、見るものに力強い印象を与えていました。 by koji

今更ではありますが、
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

少々古い話になってしまいますが、正月休みは北海道の実家に帰省していました。
例年のように一面雪に覆われた銀世界になっていることを期待していたのですが、
暖冬の影響かまったく雪がありませんでした。
二十数年北国で育った者にとっては、少々寂しい元旦の風景でした。

この新年早々のがっかり感を残しつつ、
今年もがんばります。
(下の写真は本文と関係はありません。)

by tamura

ゆれない

未来へとつながる映像文化の発展に貢献した映像人を称える
「第1回Invitation AWARDS」の映画賞に
西川美和監督の『ゆれる』が選ばれた。

田舎で家業を継ぎ老いた父と暮らす兄。
東京で派手に暮らすカメラマンの弟。
彼らの幼馴染の女。

女の転落死の唯一の目撃者となった弟の内面描写と
兄弟の人間関係が全てであるこの映画は
その揺れ動く感情を
水面、吊り橋、草むらなどの情景描写と絡めて紡がれていく。

事件か事故か。

疑惑と葛藤に悩む弟を
過去最高の演技で魅せるオダギリジョー。

不作の年だった2006年の映画界だけど
この映画が屈指の傑作であることは
ゆるがざる事実だ。





matsu

CM撮影


約2週間程前に撮影会社の方から弊社の設計致しましたステップハウスをCMに使用したいと連絡がありました。
そして本日、お施主様のご理解もあり、その撮影が行われました。
CMは、キリンから新発売される焼酎「ピュアブルー」という商品のもので、CM内容は、雑誌編集社の副編集長である独身女性が、昼下がりに友人たちを家に招いてホームパーティーを行っているという設定でした。
日程は、搬入と撮影を含めて丸2日間。
前日に搬入を済ませ、当日は朝6時頃から撮影準備に取り掛かっていたそうです。
撮影部隊は、総勢約60人ほどの大所帯でした。
監督、出演者をはじめ、カメラ、照明、メイク、ケイタリング、その他関係者の方々がせわしくなく動きまわりながら撮影にのぞんでいました。
天気は朝から曇りで途中小雨が降り出しましたが、大型の特殊な照明によって照らされた被写体はまるで快晴の空の下と思わされるほどに鮮やかに写し出されていました。
又、内装についてもお施主様は普段あまり物を表に出さずに生活観を感じさせないような暮らしをしているとの事でしたが、撮影用に様々な小物を配置して、賑やかな生活観のある内装に作り変えていました。
15秒の映像を作る為に裏ではこんなにもの多くの人々が携わっていることに驚きを覚えると共に、私たちの手がける建築とは形は違いますが同じ「物」を作るという仕事に対しての熱意を感じさせられる一日でした。
今回撮影した映像を早く画面で見られることを楽しみに思います。
最後に師走の忙しい中にあって、撮影に承諾していただいたお施主様にはこの場をかりて感謝を述べさせて頂きたいと思います。二日間ありがとうございました。
by koji

エッシャー

半月ほど前にいった展覧会のお話。

渋谷のBunkamuraで開催中の「スーパーエッシャー展」に行ってきました。
小学校の図工の教科書とかよく出ていた↓な絵を描いた版画家です。

初期の頃には作者自身の外側にある風景や人物などを描いていたものが、
時を経るにつれて徐々に描写手法が変化して、後期の作品では描写手法自体が
目的化し作者自身の内側へと傾斜していく、という一連の流れがとてもおもしろい。

昨今、美術館の商業化で凝ったキュレーションが多いだけに、
ただ時系列に並べるこの単純さがとても心地よいです。

会期は来年1月13日までのようです。よかったらどうぞ。

by tamura

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