夜 ひとりごと 2008年12月26日 マドリッドの夜です。最近学生時代に比べて格段に生活が規則正しくなりました。昔は昼寝ることも多々あり夜活動的なことが多かったんですが、最近は朝の気持ちよさに心惹かれています。朝日っていいもんですね。朝になるとぱっと目が覚めて、夜になるとすんごい眠たくなります。もう年末、今年のお正月は寝正月になってしまうかもしれません。とはいっても毎日カウントダウンの時間ぐらいまで働いているんですが。yamaP.SHP更新しました。加賀の家と茅ヶ崎の家を追加しています。その他にも過去のデータを入れ替えてたりします。それに気づけるあなたはKEN一級建築士事務所ファンです。 PR
その一声 ひとりごと 2008年12月26日 今年も師走の暮となり街はあわただしくなってきました。ところで普段仕事で高速道路を使う時はETCレーンを利用しています。ETCは確かに渋滞緩和には有効かもしれませんが通過時に電子音と「○○円利用しました」とだけ流れるアナウンスには何か冷たさを感じます。一方プライベートではETCカードが無いので一般レーンを利用するのですが料金所の方が必ずといって「気をつけて」「お疲れ様」等の言葉を気さくにかけてくれます。中には世間話をしてくる人もいたりもします。業務的に言われていることかもしれませんが、その一声が運転者のゆとりを生み、事故防止に一役かっているのではと思います。by koji
おもてなし ひとりごと 2008年12月19日 前回紹介出来なったバルセロナの建物を二つ紹介します。ヘルツオーク・ド・ムーロンのつくったイベント会場です。色の使い方や形の大胆さが日本にはない感性を感じさせます。前回のアグバールタワーも同様に。建物ではないんですがとても気持ちよかったので紹介。グエル公園に行く途中の道にあるエスカレーターです。結構高いところまで行くんですが。乗ってる最中はとても気持ちがいいです。エレベーターなんかよりずっといいですね。その日の夜、泊まったホステルでおもてなしをされました。パエリアとサングリア。すごくアットホームなホステルでそこの従業員の人がすごく気さくでいい人だったんです。他の場所をはるかにしのぐおもてなしをされました。そこに泊まっていた全員でホームパーティーのように盛り上がってその宴は深夜まで続きました。おもてなしの心というのはやはり重要だなと思いました。おもてなしをするほうもお客さんが喜んでくれると気持ちいいし、どんな苦労も報われます。と思います。おもてなしされるほうはもちろん気持ちはいいに決まってます。僕は気持ちいいです。となるとおもてなしっていうのはみんなが気持ちよくなる魔法かもしれませんね。yama
アーレマンスリッツ ひとりごと 2008年12月13日 スウェーデン人たちは誰もが自然の恵みを享受する権利があると考えていてその思想のおかげで自然を独占しようとする者はいないらしい。誰も独占しないからいたるところに自然が残っている。いたるところにあるものだから誰も独占しようとしないという賢明な循環が出来上がっているらしい。なるほど。では日本の場合はどうか。日本の場合は誰もが自然の恵みを享受する権利があると考えるているところまでは同じだけど「だから自分にも独占する権利がある」と勘違いし資本主義の名の下に自然が破壊されてしまう。自然を奪い合うからたちまち失われていくという悪循環に陥っている。我々はなんて愚かしい民族なんだと最近読んだ本を通じて思いました。matsu
NO.1 ひとりごと 2008年12月11日 一番楽しかった街はどこですかと聞かれたら真っ先にバルセロナと答えます。いろんな有名な建築が古いものから新しいものまであったし、街にも活気があふれていて昼も夜も非常によかった。その中でも一番よかったのが写真のグエル公園。アントニオガウディといえばサグラダ・ファミリアだけどそれ以上によかった。まずでかい。2~3時間では全部を見れないくらい大きくて楽しい。そして一つ一つが丁寧かつ大胆にくみ上げられていてその仕事っぷりにまた感動しました。ぜひ現地へ。次は新しい建物。ジャンヌーベルのアグバールタワー。普通のオフィスビルなのに夜はこんなにピカピカしててきれい。滞在したときにこれがみたくてこのビルで働いている人にいつ光るか聞きに行きました。どうやら週末に光るみたいです。クリスマスの行事のときはもっとすごいとか。中はこんな感じです。そして夜はTAPASという所に行きました。日本でいう居酒屋です。いろいろ飲み歩いた後に夜の公園で話をすることに。日本にいるときと行動がかわんなくてどこの国の人もやっぱり飲んで騒いで語ったりするのが大好きみたいです。帰りに通りかかったガウディのカサ・ミラ。ライトアップされていました。yama
'08 No.1映画(仮) ひとりごと 2008年12月06日 しばらく迷走を続けていたシリーズもクリストファー・ノーラン監督の手によって完全に復活した新シリーズ。主人公はスーパーマンやスパイダーマンのような超能力は一切持たず豊富な財力と鍛錬によって得た肉体を駆使して戦う。法では裁けない悪を強大な力で制する彼は法治国家においては犯罪者として扱われてしまう。さらに彼の存在そのものが注目を集め新たな悪を呼び寄せてしまうと言う自己矛盾を孕む。そんな彼は誰からも頼まれるでもなく自らの意思で悪に立ち向かっている。法の精神に反する者を悪と呼ぶならば悪を裁くために法を犯す行為ははたして正義と言えるのか。映画を観慣れている人ならこの構図が何を模したものなのかおおよその見当がつくだろうけどこの映画はそんな社会性と娯楽性を高次元で昇華させた今年一番の名作だ。まだあと一ヶ月あるから(仮)だけど。最後にヒース・レジャーが文字通り命を架けて演じたジョーカーはオリジナル版を演じたジャック・ニコルソンをも凌駕するほどの名演技として映画史に名を残すことだろう。『ダークナイト』matsu