縁見屋の娘 所員の趣味 2018年05月24日 ミステリーを読みたい!と思い、購入した本の紹介です。 三好昌子 著『縁見屋の娘』2017年『このミステリーがすごい!大賞』の優秀賞です。優秀賞なのですが、結果から言うと本作品はミステリーではありません。歴史スペクタクル小説とでもいうのでしょうか。舞台は江戸時代の京都。「縁見屋」の一人娘であるお輪が「縁見屋の娘は代々26歳で亡くなる」という悪縁の真相を求め、立ち向かっていくというストーリー。天狗やら呪術やらが飛び交うため、硬派なミステリーを期待している方には合わないかもしれませんが、時代小説風ファンタジーを読みたい方にはぴったりの一冊です。kaisei PR