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建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

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まっすぐ

『歪んだ建築空間-現代文化と不安の表象』アンソニー・ヴィドラー

とある物件調査の時に空き時間が出来たので
現場近くの本屋で買った本。

電車移動のときや、休み時間に読もうかと思い
事務所机のブックスタンドでスタンバイさせていますが、
未だに序文すら読み終えていません。



前書きと序文からすると、心理学的な建築論という感じです。

世の中にはいろいろな情報がはびこっていて、
それらが縦横無尽に交錯すればするほど
幾分かの湾曲が加えられるから、
もう本当に正しいものやまっすぐなものというのは自分達の
身の回りにはほとんど何もなく、
そういう近代的な文化や社会の中で生きる人間が
生み出すものは、そういう背景からくる不安や恐怖心を
反映してしまうんじゃないかと。
このように近代において空間が生み出される構造には、
このような2種類の「湾曲」が含まれていますよ、という内容。

、だと思います(序文しかよんでいないので)。

こう書くと簡単そうですが、
それなりに読むのが大変そうな本のようですし、
それになかなか読む時間もないので、
手垢で汚れることもなく、
ブックスタンドの間で「歪まずにまっすぐ」立っています。




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