進化論 ひとりごと 2008年03月20日 先日、テレビでガラパゴス諸島の動物を追ったドキュメンタリー番組を見ました。特に気になったのは、イグアナの話。もともとガラパゴス諸島に一種類だったイグアナが、環境の変化で、陸上での生活が困難になった為、海に生活の場を求めた海イグアナと、そのまま陸での生活を選んだ陸イグアナに分かれたのだとか。しかし、90年代初頭に起きたエルニーニョ現象の影響で海イグアナと陸イグアナが掛け合わされ、ハイブリットイグアナという新種が発生したのだとか。ハイブリットイグアナは、陸イグアナに近い種ですが、海イグアナの長い爪を受け継ぎ、それまで陸イグアナが、主食のサボテンの葉を得ようとする時落ちてくることだけを待っていたことに対して木に登り、自ら取る事が出来るようになったとのこと。進化の過程は、長い年月を経て起きるものだと思っていましたが、動物は、迅速にその環境の変化に順応する力を持っているようです。人間も、見習いたいことですね。by koji PR