一期一会 ひとりごと 2008年08月06日 写真の建物を見に行ったときのことでした。旅行二日目、まだまだ旅になれてなかった僕はとりあえず建物までの行き方を教えてもらいに朝早くから駅に行きました。前日お世話になった観光案内所のおばちゃんの所に行くと僕のことを覚えていてくれて別れ際につたない日本語でサヨナラと言ってくれました。旅行二日目だったのですごくうれしかったです。そして安心しました。どうやら写真の建物にはアムステルダム駅から出ている路面電車に乗って行くようです。路面電車の終点につくとそこはもう郊外で右を見ても左を見ても目印になるようなものはなく困っていました。そこで近くにいたおばちゃん二人に聞いてみると自分のことのように親身になってくれて英語の話せない僕に代わってバスの運転手に事情を説明してくれました。見ず知らずの僕にその話を聞いてバスの運転手は快諾してくれてぼくをただでバスに乗せてくれて建物が見えてくると「あれか!あれだろ!」とすごく親切に教えてくれました。そして見終わった帰りもたまたま通りがかってものすごくオーバーに手を振ってくれて僕に微笑んでくれました。その瞬間に一人で旅することへの不安や旅二日目の不安が一気に解消されました。一期一会という言葉は日本で生まれた言葉ではありますがヨーロッパの人たちは言葉をこえて行動で示していて、一期一会という言葉を作った人たちよりもずっと一つ一つの出会いを大切にしているような気がします。yama PR