オープンデスク ひとりごと 2008年09月08日 始めまして。この度、9月の1日からオープンデスクをしに名古屋から来ました。四宮 健次(シノミヤ ケンジ)といいます。大学4年生でオープンデスクをする人は珍しいかもしれないですが、将来のことを考え、設計事務所がどういう所なのかを体験したかったのです。甲村さんは、私の大学で非常勤講師として、大学3年生のときに設計製図という授業を担当していただきました。そこで、私は甲村さんの思想が気に入り、オープンデスクをするなら甲村さんのところということに決めていました。実際に事務所にお邪魔してから丸々今日で一週間経ちましたが、そこで、つくづく感じるのが、「自分はなんて無知なんだろう」ということ。さらに、所員さんや甲村さんの話を聞くと、「もっとがんばらねば!」という気持ちになります。実際、与えられた仕事をろくにできず、所員さんや甲村さんに迷惑ばかりかけているのですが、みなさんとても優しく教えてくださるので、その優しさに甘えないように、精一杯残りの一週間がんばりたいと思っています。ちなみに、写真は、私がオープンデスクに来て、3日目の日に、事務所の担当物件が上棟式をするということで、甲村さん、所員さんに付いて見学させてもらったときのものです。構造は木造なのですが、私の大学で研究している古建築とは、違うところが多々あり、新鮮でした。しかし、一番上の写真は上棟式の時の写真なのですが、今の時代でも、この様な儀式をすることに驚きました。また、継手・仕口は簡易的な形になり、時代と共にその本来の機能を新しいものにシフトさせていました。強度という部分では金物に委ねている状態でありながらも、日本の独自性というものが垣間見れました。変わらないものと変わり行くもの。その二つをどのように混在させることができるかが、今のグローバル化が進んでいる時代に必要なことではないのかと改めて認識することができました。長くなりましたが、残りの一週間、甲村さん、所員の皆さんよろしくおねがいします!!! PR