メタボリズムの未来都市展 建物探訪 2011年10月29日 先日、森美術館で開催されている「メタボリズムの未来都市展」へいってきました。 メタボリズムとは1960年代に発表された、日本発の建築、都市の思想です。建築や都市は生物の新陳代謝のように変化していくという考え方で、それを表現した、建物の図面や模型などが展示されています。 写真は、その考え方が反映された建物のひとつ、以前訪れた、山梨放送の建物です。 10年も建築に携わっていると、専門誌などでたびたび特集されるので、正直目新しいものではありませんでした。改めて考えさせられたのは、現在なら将来の建築、都市をどう考える? 将来は明らかに人口は減少。当時とは反対の状況が将来は予測されるなかで、どうあるべきか?明らかに、現在ある郊外に発展していった住宅街はどうなるのか。 森林や農地に還元?はたまた、太陽光発電畑?あんまし建築的ではないな~。 夜8時ごろいったのですが、美術館と一緒に入館できる展望台はすこしいやらしい感じでした。こんな時間なのに美術館に人が多く感じたのはそういうことなんでしたね。森美術館の商売のうまさを感じます。 shimada PR