京都勉強 未選択 2012年04月12日 今週末から少しお休みをいただいて行く京都について最近まじめに勉強をしています。 写真の本は建築家であり作家である、宮元健次氏による本3冊です。あと少しで読破。 桂離宮、金閣寺、銀閣寺、平等院、西芳寺(苔寺)などなど。その成り立ちや存在を歴史的背景や、当時の信仰などをもとに案内していただけます。とても説得力のある説明は、当時のことはまったくしらなくても、その世界にのめりこんでしまします。 今までは、同じような、寺や庭園に見えましたが、それぞれの寺で固有の複雑な背景があり全く別のものに見えてきます。庭園の成り立ちにはいくつかあって、月を見るためにより効果的なもの、仏教の世界観を表すもの、あの世(極楽浄土)を表すものなど。また、小堀遠州の作庭するときの演出効果など勉強になります。 建築家による意匠論とはまた異なった視点でかかれているので、ぼくにとってはとても新鮮でした。 春の京都は初めて。そして今年は桜も遅めで、今週末は桜もみごろそうなので、とても楽しみです。 shimada PR