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建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

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急がばまわれ




新しい町を歩くとき僕は地図をあまり見ずに
適当に歩きます。
基本的にそのことで苦労することが多いんですが、
素敵な出会いがあったりします。

写真の階段もそのひとつです。
なんかちょっと気になりませんか。

何で登ってすぐ降りるんだろう。
どういう意図でこの階段を作ろうと思ったんだろう。
誰が使うんだろう。
何だこれ。
でもなんか気になる
みたいな

このときは、結構街をさまよったあとで
少し泣きそうだったんですが
ちょっと和んでしまいました。

普通に地図を見て目的地を目指すだけでは
出会えなかった不思議な出会いがありました。


yama


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"All You Need Is Love"

全編にわたりビートルズの曲を使用し
60年代のアメリカに生きる若者たちの青春を描いた
独創的なミュージカル。

ビートルズより技術的に優れたミュージシャンは
たくさんいるのに
ビートルズよりも強烈なメッセージを発している
ミュージシャンはそうはいない。

そんな時代とともに紡がれた名曲達が
現代に生きる我々に訴えかけるものとは。


『アクロス・ザ・ユニバース』


matsu

現場報告(7)



「鎌倉の家」の現場報告(7)

柱梁等を固定する様々な金物を取り付けています。
特に構造的に重要な壁には、強度の高い金物を取り付け、
地震等の揺れに耐えられるようにします。

最終的には壁に覆われて見えなくなってしまう部分ですが、
とても重要な工程です。

by koji

オープンデスク 

はじめまして。


9月16日からオープンデスクでお世話になっている
渡辺惣平といいます。


甲村先生の作品を見てとても憧れて、
連絡をしたところ、先生のご好意でオープンデスクを
させてもらえることになりました。
(とても運がよかった。)


もうオープンデスクは一週間ほど経ったのですが、
毎日が新鮮で、模型を造ったり、
現場に連れて行ってもらったり、
プレゼンに参加させてもらったり、
とても楽しく充実した日々を送っています。




小栗旬似の甲村先生や所員の皆さんに迷惑をかけっ放しですが、
残りの一週間よろしくお願いします。



この間作った模型の写真です。↓

 
                              鎌倉の家 (リビング模型)

五感にはたらきかけるケンチク





ドイツのベルリンにダニエルリベスキンドが設計した
ユダヤ博物館という建物があります。

彼はこの建築にユダヤ人の苦悩やつらさをというものを
表現しようとしたらしいです。

この建築に訪れた日、朝早く行き過ぎて
ヒトラーのような格好をした警備員に
まだ早いよ、と起こられたのを覚えています。

開館時間になりいざ中に入ると、
彼が目指したユダヤ人の苦悩が
空間にうまく表現されていて、

二枚目の写真の庭をうろうろしていると
胸がむかむかしてきて
いてもたってもいられないような
感覚に襲われました。

苦悩やつらさといった抽象的な事柄を
空間にダイレクトに結び付けている彼に
感銘を覚えました。

ユダヤ人の歴史というのは世界的に見ても
あまりいい歴史というものではないと思いますが、
現代においてこういった体験が出来る場所は
これからもこの場所にあり続けていくと思います。


yama


横浜トリエンナーレ「イエノイエ」

昨日、知人と横浜のみなとみらい周辺で開催されている
横浜トリエンナーレヘ行ってきました。
3年に一度の芸術祭だそうであちこちでたくさんの芸術作品の展示をみることができます。

その中の一つに
建築家、平田晃久氏設計の「イエノイエ」の展示をみてきました。
一般的な家のイメージ=「家型」を解体した形、ランダムに配置された窓と、屋根と外壁が同じ仕上げ。
不思議なかわいらしさのある外形です。



内部空間は二層となって、一つの「つながった空間」です。
二層目(二階)はその屋根の山並みのような外形により、
各空間は分けられています。
分けられた、他の空間は、立った視線では窓ごしに見え
「別の離れた空間」に思えます。
しゃがんだ低い視線では、分けられた他の空間を室内を通して、
直接のぞき見る事もできます。
(言葉では言い表すのはとても難しいです。)

つながっているのか、いないのか。
一つの空間なのか、分かれた空間なのか。
意識のなかではでは非常に混乱させられる作品に思いました。
そして、空間の印象として新しく思いました。


11月末まで開催されています。
興味のある人はぜひおすすめです。
(この展示は無料でした。)

shimada

横浜・横須賀が舞台

土地勘のある場所が舞台になっている小説を
初めて読んでいます。

風景が完璧にイメージできるので
登場人物のリアリティが増します。

『ガリレオ』シリーズと『秘密』、『レイクサイド』は
たまたまヒットしましたが
それ以外の東野作品の映像化はことごとく失敗しています。

この作品もこの秋にドラマ化されるようで。
良質コンテンツはこうして潰されていくのです。


『流星の絆』 東野圭吾


matsu

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