忍者ブログ
建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

現場報告(5)



「鎌倉の家」の現場報告(5)

とうとう基礎工事が完了しました。
非常に精度が高く、一安心です。
この段階になると、家全体のスケールが感じられます。

by koji
PR

無題

増えすぎた人間に対し
これ以上自然を破壊するなという最後通告。

宇宙人にさらわれた人の常套句のような内容で
正直辟易でした。

『シックスセンス』以降
どれも駄目ね、M・ナイトシャマラン。


『ハプニング』


matsu

現場報告(4)



「鎌倉の家」の現場報告

基礎のコンクリート工事が始まりました。
この物件の基礎は形状が複雑な為、コンクリートを3回に分けて打設します。
写真の状況は2回目までが終わり、最後の立上り部を打つ為の型枠を組み立てているところです。
基礎が出来上がると、とうとう建方工事です。

by koji

テレビ

ある日模型を作りながらmatsuさんと話をしていたときに
「地デジになったらテレビどうするの?」と聞かれたので、
僕は何の迷いもなく「新しいのを買います。」と一言返しました。

こんな会話をしていたときに
ふと大学時代に友人がテレビを捨てたエピソードを
思いだしました。
そいつは普段そこそこにテレビは見るし、
テレビが特に壊れているわけでも無かったのに、
ある日突然に「捨てたらどうなるか」と思い捨てたそうです。

僕は子供の頃からテレビの無い生活をしたことがないので、
家から突然にテレビが無くなったときに
生活がどんなふうに変わるのかがいまいちイメージできません。

それ以前に
当然に身近にあるものだと思い込んでいるので、
それが本当に必要なものなのかどうかを
審査することすらしたことが無いです。



日本的デザインのひとつの特徴として
「無駄をそぎ落とす」という考え方が昔からあります。
これはもののあまり無い時代に築き上げられた
日本的な美意識に基づいたものですが、
身の廻りにある生活必需品があまりにも増えすぎた昨今、
無駄を生活の傍らに置いておく様な余裕なんてありません。

そういう意味でいうと
いまデザインにもとめられていることは
「必要なものをそぎ落とす」ことなんだと思います。



‥なんてこと言いましたが地デジ対応のテレビはいずれ買います。
拙者もテレビっ子ですので。

by tamura

無題

世界規模で格差が広がっている昨今
その命にまで値札をつけられた子供がいるという
事実に基づいたフィクション。

児童買春や臓器売買のために
集められたタイの子供たち。
そしてそれを買う欧米諸国と日本。

観客は買う側の「当事者」として
心を痛めながら観ることになる。

このような社会性の強い映画を
作り出せる邦画界に少し安心する。


『闇の子供たち』


matsu

一期一会



写真の建物を見に行ったときのことでした。

旅行二日目、まだまだ旅になれてなかった僕は
とりあえず建物までの行き方を教えてもらいに
朝早くから駅に行きました。

前日お世話になった観光案内所のおばちゃんの所に行くと
僕のことを覚えていてくれて
別れ際につたない日本語でサヨナラと言ってくれました。
旅行二日目だったのですごくうれしかったです。
そして安心しました。

どうやら写真の建物にはアムステルダム駅から出ている
路面電車に乗って行くようです。
路面電車の終点につくとそこはもう郊外で
右を見ても左を見ても
目印になるようなものはなく困っていました。

そこで近くにいたおばちゃん二人に聞いてみると
自分のことのように親身になってくれて
英語の話せない僕に代わって
バスの運転手に事情を説明してくれました。
見ず知らずの僕に

その話を聞いてバスの運転手は快諾してくれて
ぼくをただでバスに乗せてくれて
建物が見えてくると「あれか!あれだろ!」と
すごく親切に教えてくれました。

そして見終わった帰りもたまたま通りがかって
ものすごくオーバーに手を振ってくれて
僕に微笑んでくれました。

その瞬間に一人で旅することへの不安や
旅二日目の不安が一気に解消されました。

一期一会という言葉は日本で生まれた言葉ではありますが
ヨーロッパの人たちは言葉をこえて行動で示していて、
一期一会という言葉を作った人たちよりも
ずっと一つ一つの出会いを大切にしているような気がします。

yama




現場報告(3)



「鎌倉の家」の現場報告

先日、基礎の配筋工事が無事終了しました。
仕上がり状態はとても精度が高く、安心しました。
基礎形状が複雑な為、通常よりだいぶ手間がかかったとのことですが、
組みあがった状態を見て、
職人さんの「この基礎はカッコいいよね~!」という声に
仕事に対する職人としての意地と誇りが感じられました。
炎天下の中、ご苦労様でした。

次は、コンクリート工事です。

by koji

pagetop