押入れのギター ひとりごと 2009年12月08日 年末のとあるイベントでギターを弾くことになり押入れに眠っていたギターを何年か振りに出し練習しています。弦は切れていたり錆付いていたりと、かなりひどい状態でしたが、弦をはり直しボディーを磨いてやり、何とか息を吹き返しました。働き出してからはほとんどひかなくなっていたこのギターですが学生の頃は、友人達とセッションのマネごとのようなことをよく部屋でしていました。今思えば青春の素敵な時間でしたが、近隣にはさぞ迷惑だったことでしょう。by koji PR
スペル ひとりごと 2009年11月30日 『スパイダーマン』のサム・ライミ監督の最新作。銀行のローンデスクで働く女性が客の不動産ローンの延長を断ったことから数々の恐怖に襲われるという話。結局はただの逆恨みで誰の行動にも正当性を感じず感情移入できる人物がいないのでつまりは面白くない。宣伝文句として鑑賞後の満足度が脅威の92%!!見たいな事を言っていたがにわかに信じがたい。『スペル』matsu
船旅 ひとりごと 2009年11月28日 ずっと前ですが船に乗りました。漁村育ちの僕にとって漁船は非常に身近な乗り物ではあったのですが、客船にはあまり乗ったことがありません。しかもこのときは乗っている時間が十時間以上という長旅でした。いざ旅に出ると最初はうれしくて甲板に出てたりしたのですが、ずっと続く揺れにしんどくなっていました。しかし入港時に見える対岸の風景は格別な物があり、映画等で見る情景にそのときの状況を自分に重ね合わせていました。あまりに長くなると少ししんどいですが、湾内を廻る程度のクルージングにはかなり興味を引かれた出来事でした。yama
イングロリアス・バスターズ ひとりごと 2009年11月23日 ナチス占領下のフランス。家族を虐殺されたショシャナのランゲ大佐に対する復讐劇を軸に一方では連合軍の極秘部隊「イングロリアス・バスターズ」の作戦実行の様子を平行して描く。戦争映画でありながら戦闘シーンは無くほとんどが会話劇で進行する。この辺がタランティーノらしい。そのタランティーノ節を好む人にとってはオススメできるがそうでない人にとっては面白みが伝わりにくいかもしれない。ただし、見てみて損の無い映画だとは思う。『イングロリアス・バスターズ』matsu
小旅行 ひとりごと 2009年11月20日 先日名古屋に行きました。現在進行中の豊田の家の現場に行ったのですが、都会の横浜と違って、郊外の雰囲気がすごくよくて現場の職人さんたちが話す名古屋弁が心地よかったです。途中でTer Bar Hekiraku に行きました。おいしい中国茶を楽しめるお店なのですがそこから見えるのどかな風景にほっこりとした気持ちになりました。眼下に広がる絶景と言われるような風景もいいですが、こういった風景もすごく好きな部類に入る景色です。願わくば隣地に建物が建たないことを期待したいです。そして、マンホールのふたが名古屋バージョンになってました。こんなところにも楽しいものが落っこちていました。普段なにげなくあるマンホールですが、街行く先々で気にしてみるのもいいかもしれません。yama
クヒオ大佐 ひとりごと 2009年11月16日 純粋な日本人でありながら米軍パイロットの身分を語り女性をだます結婚詐欺師・クヒオ。詐欺師でありながら計画性が無く間抜けな手口。本人が必死になればなるほど滑稽で笑える。どんな人物なのかもっと掘り下げてみたくなる。劇中に登場する女性はいとも簡単にだまされてしまうがそんな彼の詐欺行為は日本の先進国アメリカに対する憧れや負い目とクヒオが抱える個人的なコンプレックスが絶妙にバランスすることで成り立っていたように思う。この頃はそういう時代だったのだろう。映画全体を通してもそうだけど特にクヒオが自らの過去を語るシーンやラストシーンはシュールでありながらシニカルかつコミカルな要素もあり製作者の意図に気持ちよく絡め取られる感覚を味わえる。主演の堺さんは寂しさや切なさを孕んだ笑顔を湛えつかみ所が無く得体の知れないクヒオにはまさに適役でした。『クヒオ大佐』matsu
暫定一位、更新 ひとりごと 2009年10月30日 白血病のケイトが生きられる唯一の方法は臓器移植。しかし適合者が現れるのを待つほどの余裕は無い。遺伝子操作によって“適合者”としてこの世に生を受けた妹のアナはその瞬間から臍帯血やリンパ液などの提供を行ってきた。ある日アナはケイトへの臓器提供を拒否し両親を相手に訴訟を起こす。アナの臓器提供を受けなければ死んでしまうのにもかかわらずケイトはこれまでどおりアナと接する。一方、自身の提供拒否によってケイトの死を決定付けることになるアナもこれまでどおりケイトと接する。なぜか。誰もが経験するような状況ではないのに全ての登場人物に共感できるのはそこに家族の強い絆が描かれているからではないだろうか。一見重くなりそうなテーマをユーモアを交えつつ明るく描く。これまで演技力とは無縁の役が多かったキャメロン・ディアスの演技も良い。『私の中のあなた』matsu