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建築家をめざす所員のブログ【KEN一級建築士事務所】

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横浜トリエンナーレ「イエノイエ」

昨日、知人と横浜のみなとみらい周辺で開催されている
横浜トリエンナーレヘ行ってきました。
3年に一度の芸術祭だそうであちこちでたくさんの芸術作品の展示をみることができます。

その中の一つに
建築家、平田晃久氏設計の「イエノイエ」の展示をみてきました。
一般的な家のイメージ=「家型」を解体した形、ランダムに配置された窓と、屋根と外壁が同じ仕上げ。
不思議なかわいらしさのある外形です。



内部空間は二層となって、一つの「つながった空間」です。
二層目(二階)はその屋根の山並みのような外形により、
各空間は分けられています。
分けられた、他の空間は、立った視線では窓ごしに見え
「別の離れた空間」に思えます。
しゃがんだ低い視線では、分けられた他の空間を室内を通して、
直接のぞき見る事もできます。
(言葉では言い表すのはとても難しいです。)

つながっているのか、いないのか。
一つの空間なのか、分かれた空間なのか。
意識のなかではでは非常に混乱させられる作品に思いました。
そして、空間の印象として新しく思いました。


11月末まで開催されています。
興味のある人はぜひおすすめです。
(この展示は無料でした。)

shimada
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無題

CG映像全盛の今
あえて手描きにこだわった今作。

ほのぼのとした雰囲気で
心温まるファンタジーを装っているけど
何のことはない。
『もののけ姫』以降の作品に共通して見られる
パラノイア的要素が今まで以上に盛り込まれている。

実際劇場で泣き出す子供も少なくないらしい。
意味はわからなくても直感的に気味の悪さを
感じ取っているのかもしれない。

これを堂々と子供向けに作ったと
言ってしまう監督は相当タチが悪い。

でもまぁその辺に芸術家としての側面が
垣間見えて少し監督のことが好きになりましたが。

津波のシーンは監督らしい独創的な発想で
一番の見どころです。


『崖の上のポニョ』


matsu

だるま夕日




僕の生まれたところにはすごい夕日があります。
その名もだるま夕日。

太陽が太平洋に落ちていくときに
海に光が溶け込みダルマのように見えるものです。

普段生活していると何の気にもとめなかったのですが
ほかの県の人と話をしているとどうやら結構すごいようです。

実際に海辺を歩いていると海風と海に溶け込む太陽で
その場から離れられなくなります。

自然っていいなあとつくづく思います。

最近のゲリラ豪雨は別として。

yama

無題

増えすぎた人間に対し
これ以上自然を破壊するなという最後通告。

宇宙人にさらわれた人の常套句のような内容で
正直辟易でした。

『シックスセンス』以降
どれも駄目ね、M・ナイトシャマラン。


『ハプニング』


matsu

無題

世界規模で格差が広がっている昨今
その命にまで値札をつけられた子供がいるという
事実に基づいたフィクション。

児童買春や臓器売買のために
集められたタイの子供たち。
そしてそれを買う欧米諸国と日本。

観客は買う側の「当事者」として
心を痛めながら観ることになる。

このような社会性の強い映画を
作り出せる邦画界に少し安心する。


『闇の子供たち』


matsu

1・2・サン

フランス・パリのラビレット地区というところに
「ラビレット公園」という建築の世界ではとても有名な公園があります。
設計したのはバーナード・チュミという建築家。

この公園の計画手法というのは、

・フォーリーと呼ばれる建物群である【点】の要素。
・動線となる【線】の要素。
・林や川などのフィールドとなる【面】の要素。

という3要素をそれぞれ独立したものとして計画し、
最終的にはこの3つの独立した計画を
「重ね合わせる」という方法がとられています。

それぞれ独自のルールによって構成されたもの同士を
偶発的に接触させるということは、
そこには
「そこで一体何が起こるのかがまったくわからない」
という「以外性」がふんだんに含まれており、
この「以外性」こそが
この公園全体を豊かで魅力な場所としている要因となっています。





紳士的な容姿の男性からは事前に

『 「アホ」という振る舞いを起こすきっかけは、
  ・「3の倍数」のとき。
  ・「3がつく数字」のとき。
  とし、この二つのルールを重ね合わせます。 』

という形式的な方法論を提示されているにもかからわず、

観覧している人間は
その紳士的な容姿の男性が実際にこの手法をドライブさせた
その時になって初めて
偶発性が生み出した「以外性」に気がつく。
(例えば、『12』は3の倍数である『12』と、
『13』は3のつく数字である『13』とは連続しているので
アホな振る舞いもそれと連動して連続して現れる。)


建築になぞらえて
最近ブレイク中のお笑い芸人「世界のナベアツ」
の笑いを解剖してみました。


by tamura



無題

しばらく床に伏していました。

なんでも
最近出回っているウイルス性のモノらしく
頭痛・腹痛・吐気・悪寒・発熱・脱水症状
いろんなものが同時に襲ってきます。

これから暖かくなってきて油断しがちですが
手洗い、うがいは自分のために
そして人のためにも心がけたほうがよさそうです。


matsu

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